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院長・スタッフブログ

被せ物は、絶対自費のほうがいいのですか?

神経まで進行してしまったむし歯の場合、根の治療を終えた後に土台を立てて被せ物を被せます。この被せ物には保険適用のものと自費のものがありますが、絶対に自費のほうが良いのでしょうか。

保険と自費の違いは、素材と費用だけ?

むし歯になり、被せ物が必要になった場合、素材に迷うことがあります。保険適用のものは費用が安いというメリットがあります。しかし保険治療の場合、使用できる素材が限られています。目立つ前歯は表側が白いレジン、裏側が金属になります。4,5番目の小臼歯では、CAD/CAM冠という白いハイブリッドセラミックが選べますが、歯を削る量が多い場合、強度の面から銀歯になってしまうことがあります。また奥歯の場合、保険では銀歯になります(条件付きで下顎の6番目の歯にCAD/CAM冠が適用できるようになりました)。

自費素材は、セラミッククラウンやジルコニアセラミッククラウン、e-maxなど色々な種類があり、セラミックの種類によって適している部位はあるものの、いずれも部位の制限はありません。審美性に優れていることは誰もが知るところであり、自費素材ゆえに高額費用であることも、よく知られています。

では保険と自費の素材の違いは、素材と費用だけでしょうか。

 

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二次カリエスのリスクが低いのは自費素材

結果から言えば、保険素材よりも自費素材のほうが二次カリエスのリスクは低くなります。と言うのも、歯と補綴物の接着方法と接着性が異なるからです。自費のセラミックの補綴物は歯との密着性がよいため、細菌が入り込みにくく、二次カリエスになりにくいと報告されています。保険の素材は表面がザラザラしておりプラークがつきやすいこと、歯との接着性がそれほど良くないため、唾液によってセメントが流れ出しやすく、虫歯菌が入り込んで補綴物が浮き上がってしまいやすくなることから二次カリエスリスクが高くなります。

審美面だけでなく、耐久性から考えても自費素材のほうが長持ちはすると言えます。

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お口の健康を維持する環境が大切

自費素材だから絶対にむし歯が再発しないという保証は残念ながらありません。むし歯リスクを低減できても、ゼロと断言はできないのです。むし歯治療後で大切なことは、むし歯の再発を防ぐことです。歯はいちど削ると常に再治療のリスクを背負うことになります。というのも、どれほど精密に修復しても、天然歯には適わないからです。例えば部屋の壁紙を想像してみて下さい。壁紙の一部が破れたり剥がれてしまったら、接着剤をつけたり、同じ素材や模様のものを張り付けたりしますよね。しかし何年か後に、修復した部分が再び剥がれてしまい、また修理が必要になる・・・歯の治療も似ています。修復物は修復物です。大切なことは、治療した歯が再びむし歯にならないよう、常にお口の環境を整えることです。そのためには定期検診は欠かせません。ご自身の歯を長持ちさせるためにも、普段からお口の中のケアは入念に行い、定期検診は必ず受けるようにしましょう。

 

 

 


2020年5月18日 9:09 AM | カテゴリー: 保険と自費, 歯科材料

入れ歯のバネが気になる・・・

 

失ってしまった歯の機能を補う手段として最もオーソドックスな治療は、入れ歯です。入れ歯は保険適用で安価であること、どこの歯科医院でも取り扱っていることから、欠損補綴治療として選択する方が非常に多いことと思います。しかし保険の入れ歯は制限や条件があるため、不便や不満を感じる場面も出てくるでしょう。今回は、入れ歯について考えてみたいと思います。

入れ歯のメリットとは

入れ歯は、失った歯の機能を取り戻すための治療です。歯を失うと食事や日常生活そして全身の健康に影響が出てしまうため、早急に噛む機能を取り戻す、欠損補綴治療が必要になります。

噛む気に鵜を取り戻す欠損補綴治療には入れ歯、ブリッジそしてインプラントがあります。それぞれにメリットとデメリットがありますが、入れ歯にはどのようなメリットがあるのかをご紹介しましょう。

・保険適用で安価に作製できる

・持病がある場合や高齢であっても治療ができる

・取り外し式のため手入れしやすい

・保険の入れ歯の場合、素材がレジンのため破損しても修理しやすい

・たくさん歯を失っていても治療ができる

 

このように、保険適用の入れ歯は誰でも治療が可能で、失った歯の機能を取り戻しやすい治療法の代表と言えます。

入れ歯のデメリット

では反対に、入れ歯のデメリットはどんなところなのでしょうか。

・ブリッジやインプラントと比べると噛む力が格段に弱くなる

・歯がない部分の顎の骨が吸収されるため入れ歯と歯茎の間にすき間ができ、食べ物が挟まりやすくなる

・取り外し式は面倒

・入れ歯のバネが見えて恥ずかしい

・手入れが不十分だと、入れ歯やお口の臭いが強くなる

このように、入れ歯は噛む力が弱いことが最大のデメリットです。しっかり噛めないと食事の時が苦痛になってしまいます。そしてもうひとつ気になるのが「見た目」です。保険の入れ歯は安く作れる分、必ずバネが必要になります。そのため特に前歯にバネが見えてしまうような設計になってしまうのです。バネが見えると一気に老けて見えることに恥ずかしさを覚える人も多いのです。しかし保険で入れ歯を作るためには、どうしてもバネが必要になってしまうのです。

 

入れ歯のメリットやデメリットなどについて詳しい内容はこちら

自費の入れ歯も視野に入れてみては

これまでお伝えしてきたのは安くで済ますことができる保険の入れ歯です。しかし保険の入れ歯は色々な制約があるため、思うように作れるとも限りません。いっぽう自費の入れ歯は保険のように制約がなく、患者さんの要望に沿った入れ歯を作製することができます。ノンクラスプデンチャーといって、金属のバネがないものや、床(しょう)の部分に金属を使った、薄く丈夫な有床金属義歯、床部分がないブリッジタイプの入れ歯など、保険にはない様々な種類の入れ歯を作製することが可能となります。合わない入れ歯を使い続けるよりも、ご自身にぴったりと合った入れ歯を使うことで、快適な毎日を送れるようになることでしょう。

 

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今お使いの入れ歯が合わない、バネが見えて恥ずかしいなどと感じる方は、自費の入れ歯を検討してみてはいかがでしょうか。


2020年2月19日 8:23 AM | カテゴリー: 入れ歯, 歯科材料

保険でできる白い被せ物って何?

保険でできる詰め物や被せ物は、安い費用で作製できる分、使える素材が制限されます。特に前歯以外の被せ物は、金銀パラジウム合金の金属が適用となります。いわゆる銀歯と呼ばれる金属の被せ物は、お口を開けたときに非常に目立つため、女性や審美志向の高い方は難色を示す方も多いようです。そんな中、保険適用で白い被せ物が作製できることをご存じでしょうか。

保険適用の素材

保険適用となる一般的な素材は、レジンと金銀パラジウム合金による金属です。レジンは小さな虫歯や浅い虫歯の治療で使われる、白い樹脂です。虫歯部分を削って白い樹脂を詰めるため、治療した後がほとんどわかりません。しかし強度が弱く、奥歯の詰め物では不安が残ります。

いっぽう金銀パラジウム合金は強度が強いため、噛む力を必要とする奥歯の詰め物や被せ物に使われます。特に根の治療を行った歯は神経がないため歯質が弱くなるため、被せ物は強い強度を持ち合わせていることが必須条件です。費用を抑えることを第一条件とするならば、審美性に劣る銀歯となります。

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レジン、銀歯のデメリットとは

費用を抑えて治療できるレジンや銀歯のデメリットは、二次カリエスのリスクが高いことです。二次カリエスとは、むし歯治療をした部分が再びむし歯になることを言い、保険素材で治療した歯はその二次カリエスリスクが高くなってしまうのです。と言うのも、保険素材はセメントが劣化しやすいためです。劣化したセメントが流れ出して歯と素材との間にすき間が生じ、そこから虫歯菌が入り込んでむし歯が再発してしまうのです。そのため安価で治療をしても、再治療を繰り返すことになってしまうのです。

 

保険でできる白い被せ物「CAD/CAM冠」

銀歯は目立つため審美性を損ねてしまうため、銀歯に対してコンプレックスを抱く方も少なくなりません。ここでご紹介したいのが、保険で作れる白い被せ物「CAD/CAM冠」です。CAD/CAM冠はハイブリッドレジンという、レジンとセラミックを合わせた素材で、白くて自然な仕上がりになります。審美性に優れており、笑ったときも銀歯ほど目立つことはありません。また金属を一切使っておらず、金属アレルギーの心配がない、安全な素材です。

デメリットとしては、金属よりは強度が落ちること、レジンが入っているため年数とともに変色が見られること、またオールセラミックのように表面が滑らかでなく、多少ザラザラしているため、プラークが付きやすいことが挙げられます。

CAD/CAM冠の適用範囲は?

臼歯部に使われるCAD/CAM冠は、適用範囲が決まっています。適用範囲は、上下の小臼歯(4、5番目の歯)および下の6番目の大臼歯です。ただし、下の6番目の歯にCAD/CAM冠の適用させるには、その奥の7番目の大臼歯が上下4本とも残っていることが条件となります。なお上の6番目の大臼歯は保険適用となりません。

金属アレルギーの方は保険適用条件が変わります。上下6番目の大臼歯および、上下7番目の大臼歯が保険適用となります。なお金属アレルギーが証明できる診断書が必要となります。

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CAD/CAM冠により、コンプレックスだった銀歯を安価で白くすることができます。

ご自身の歯が保険でCAD/CAM冠が保険適用となるかどうか、歯科医師に確認してみて下さい。

 

 

 


2020年1月19日 5:31 PM | カテゴリー: むし歯, 歯科材料

銀歯は日本だけというお話

お口を開けてみてください。奥の歯に銀歯が光っていませんか?銀歯は保険が適用のため、安価で治療できます。そして、患者さんご自身が、銀歯が入ること、既に入っていることが既に当たり前だと思っていらっしゃるかもしれません。しかし、銀歯による治療が普通に行われているのは、先進国ではどうやら日本だけのようなのです。

 

保険治療では銀歯は当然?

日本における歯科治療では保険適用の際、レジンもしくは金銀パラジウム合金が使われた金属による修復物となります。患者さんとしては、安い治療費で機能を回復するためには、銀歯もやむをえないとお思いになることでしょう。また、銀歯は当たり前と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

一般的な銀歯は「金銀パラジウム合金」であり、JIS規格では金の含有量12%以上、パラジウムの含有量20%以上、銀の含有量40%以上とされています。歯に優しいとされている金の含有量は12%と低く、中にはよくわからない金属が混じっているとも言われています。

そしてパラジウムに関しては金属アレルギーの危険性を持ち合わせており、銀歯がお口の中にあることで様々な不快症状が発症することも考えられます。

このようなリスクを持ち合わせている銀歯は、日本の保険治療では日常的に行われているのが現状です。

しかし、欧米などの先進国では、銀歯は使われていません。審美的な問題もありますが、やはり健康面に深刻な影響を与える銀歯を未だに使用しているのは、先進国では日本だけなのです。

 

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金属を使わない治療へ

欧米などの先進諸国は、お口の中の健康にとても気を遣っており、歯の健康を守るための予防治療の普及率も、非常に高いものとなっています。

修復物についても同様で、金属を使った治療はほとんど行われておらず、レジンによる修復や、セラミックスによる補綴など、お口の中の健康に気遣った治療が当たり前のように行われています。

日本では、まだまだ金属を使った治療が一般的です。しかし、金属アレルギーや二次カリエスなどのリスクが高く、結局は歯の寿命を短くしてしまう治療が行われています。先進国にも関わらず、歯科治療においては非常に遅れをとっているのが現状なのです。

取れてしまった銀歯や再治療の際に外された金属の補綴物を見ると、そのほとんどはイオン化して錆びついています。こういったものがお口の中に長年入っている光景を見た欧米人などは、きっとびっくりするのではないでしょうか。

 

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2019年6月8日 11:01 PM | カテゴリー: むし歯, 歯科材料

歯の根に優しいファイバーコア

神経まで達してしまった虫歯の場合、神経を取り除いて根の中の治療を行い、土台を立てて被せ物を装着します。この土台で注目を集めているのが歯や歯の根に優しい「ファイバーコア」です。ではなぜファイバーコアが土台として優れているのでしょうか。

 

神経まで達したむし歯は、歯をたくさん削る

 

歯が痛くて歯科医院を受診した際、むし歯が神経まで達しているケースはよくあります。神経まで到達した痛みはかなり強いもので、それまで何とか過ごしてきたものの、この痛みに耐えかねて歯科医院を受診する方は非常に多いのです。むし歯が神経まで達していた場合、神経を取り除いて根の治療を行い、何度か洗浄、消毒を行います。根の中が完全にきれいになったことを確認後、根の中を詰めて土台を立てて歯型を採取し、できあがった被せ物を装着します。

 

被せ物の下で再びむし歯なった場合、根の再治療を行う

被せ物の下で再びむし歯になってしまった場合、根の中が再度細菌感染を起こしています。土台と被せ物を取り外して再度根の治療を行い、新たに土台を立てて被せ物を作製します。

この際、再び歯をたくさん削るため、前回より歯質が薄くなってしまいます。

 

土台の種類について

根の治療を行ったら、噛む機能を回復させるために土台を立てて型取りを行い、被せ物を装着します。この土台ですが、土台には金属素材のメタルコア、プラスチック素材のレジンコアそしてグラスファイバーの繊維を用いたファイバーコアの3種類があります。

メタルコアは銀合金で強度が強く、安価です。しかしメタルコアは金属ゆえに強度が強く、噛むたびに歯の根に負担がかかります。そのため強く噛むと歯や歯の根が割れてしまう恐れがあります。歯の根が割れると保存が難しく、歯を残すはずの治療が、かえって抜歯になってしまう可能性が出てしまいます。

また透過性が悪く、セラミッククラウンなどを被せると黒っぽい色が透けて見えてしまいます。

 

レジンコアはプラスチック素材の土台です。レジンコアは白い色をしているため透過性には優れています。しかしレジンは強度がそれほど高くなく、固いものを噛んだ時に土台が割れてしまうことがあります。

 

一方ファイバーコアはグラスファイバー繊維を束ねた白い土台です。ファイバーコアはしなやかで弾力性があり、固いものを噛んだときに力がうまく分散されるため、歯の根にかかる負担が少なくて済みます。

また透過性に優れているためセラミッククラウンとの相性は抜群で、セラミックの美しさを損ねることがありません。また金属を一切使っていないため、金属アレルギーの心配もなく、歯と体に優しい素材と言えるでしょう。

 

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神経を取り除いた歯や再治療を行った歯は水分や栄養分が行き届かなくなっているため脆くなっています。歯を保存するためには歯にできるだけ負担がかかりにくファイバーコアを選ぶことをおすすめします。


2019年2月23日 12:39 AM | カテゴリー: 保険と自費, 歯科材料

むし歯ではないのに噛むと奥歯が痛いのはなぜ?

寝起きや噛むと何となく奥歯が痛い・・・もしかしてむし歯?そう思って歯科医院を受診しても、むし歯ではありませんと言われることがあります。ではむし歯ではないのに噛むと痛みを感じるのは、何が考えられるのでしょうか。

 

過度な力が歯に負担をかけている

目が覚めたときに奥歯が痛い、また固いものを噛むと鈍い痛みを感じる場合、奥歯に過度な力がかかっていることが考えられます。就寝中、無意識に行っている歯軋りは、その典型的な例です。歯軋りは本人にはわかりません。家族やパートナーに指摘をされてはじめて気がつくものですが、この歯軋りは強い力でギリギリと上下の奥歯をこすりあわせているため、歯に大きな負担がかかります。(ほとんど音のしない軽い歯軋りもあります)

また日中でも歯軋りや食いしばりを行っていることがあります。力が必要とする仕事や、会議などで何か発言をしなくてはならないときなどに感じる緊張感により、無意識に奥歯で噛みしめている場合があります。これも、奥歯に過度な力がかかっているのですが、本人は無自覚なことが多く、受診した際に指摘をされてはじめて気が付くものなのです。

このように、奥歯に過度な負担がかかることで痛みを感じることが原因として考えられます。そして奥歯の不調は、肩凝りや頭痛など、全身の不快感に関わることがあります。

 

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金属の詰め物や被せ物が原因の場合も

上下の奥歯に金属の詰め物や被せ物が入っており、噛み合わせが強すぎることも、奥歯の痛みの原因として考えられます。金属は強度が強いため固いものをかむのに適していますが、歯にとってはあまりよい素材ではありません。強く噛むことで歯に小さなヒビが入ったり、歯の根に強い力が加わり、歯や根が割れてしまう恐れがあるためです。

保険を使った奥歯の補綴物は金属となります。保険改正により、条件付きで下の第一大臼歯にCAD/CAM冠というハイブリッドレジンが適用されるようになりました。しかしCAD/CAM冠は強度があまり強くないため、歯軋りをする人や噛み合わせが強い人にとっては不向きです。

奥歯の被せ物を強度が強いジルコニアクラウンに変えることが改善策のひとつですが、歯軋りや食いしばりが原因の場合、まずはそちらを意識して直す必要があります。

 

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歯軋りや食いしばりを改善することが大切ですが・・・

奥歯が痛い原因がむし歯ではないことでホッとするかもしれません。しかし原因が歯軋りや食いしばりの場合、有効な治療法はないというのが現状です。日中はリラックスし、できる限り意識して噛みしめないようにすることや、就寝時にマウスピースを付けて上下の歯が直接接触しないようにします。しかしマウスピースを装着したからといって絶対に改善されるというわけではありません。

痛みの原因を知り、それに合った対処法で緩和させましょう。

 

 


2019年2月7日 11:13 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 歯科材料

合っていない被せ物をそのままにしておくと、どんな影響が出る?

 

何となく歯が痛い、違和感がある、歯ぐきが重苦しい・・・そんな不快症状の原因に、「合わない被せ物」が考えられます。では合わない被せ物によって、どんな症状が起こっていると考えられるのでしょうか。

 

合っていない被せ物が引き起こす症状とは

・歯周病

まず考えられることは、歯周病です。本来被せ物は歯とぴったり密着していなければいけませんが、不適合なクラウン(かぶせ物)が装着された場合、歯肉とクラウンの間に段差が生じるため、クラウンの周囲にプラーク(歯垢)や細菌が付着します。プラークはやがて歯石となり、新たなプラークがどんどん蓄積され、そこは細菌の温床となり、やがて歯周病を引き起こしてしまいます。歯周病になると歯肉が腫れるため、歯ぐきが出血しやすくなって重苦しい感じに襲われます。

また歯周病が進行すると、歯周組織だけでなく骨も吸収されてしまいます。そのため噛んだ時に痛みを感じることがあります。歯周病をそのままにしておくと、骨吸収が進み、歯がグラグラして保存することが難しくなってしまいます。

 

・歯ぐきに傷がつく

精密に作製されるべきクラウンですが、クラウンが少し大きく作られて歯肉を圧迫することになると、歯ぐきがクラウンの縁で押し込まれ、傷がいくことがあります。この状態で噛み続けると、歯肉に炎症が起こり歯ぐきが下がってしまいます。

 

・肩凝り、頭痛などの不定愁訴

合わないクラウンで噛んでいると噛み合わせに異常が生じてしまいます。噛み合わせが悪いと顎関節がずれてしまい、それが頸椎や脊椎に影響を及ぼし肩凝りや頭痛といった不定愁訴が起こりやすくなります。また歯ぎしりやかみ締めなどの癖も、肩凝りなどを引き起こす原因になります。

 

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精密で丁寧なクラウンで、症状を改善できる可能性が高まります

合っていない被せ物による不快症状をそのままにしておくと症状は悪化するばかりです。クラウンというのは、噛む機能を取り戻すための修復物です。再び噛むことができるようになることで、お口の健康を取り戻します。ところが噛んで痛みや不快感がある場合、クラウン本来の役目を果たせません。そればかりか、かえってお口の中の症状を悪化させてしまいます。クラウンをいったん外して様子を見るケースが多いでしょう。

不適合のクラウンの大多数は、保険治療による金属のクラウンです。いわゆる銀歯と呼ばれる保険の金属の被せ物は、どんなに精巧に作られても、わずかな段差が生じます。そのためプラークが溜まりやすく、歯周病を引き起こしやすくなるのです。治療費は安くなりますが、残念ながらそれと引き換えにお口の中の健康に問題を生じさせる治療法であるとも言えるでしょう。

いっぽうセラミックなど自費の素材の場合、プラークがつきにくい素材であるとともに、時間をかけて丁寧にじっくりと治療が行われ、被せ物も非常に丁寧に作製されます。もちろん銀歯でも、一流の歯科技工士により精密に作られますが、金属の特性上、どうしてもセラミックには劣ってしまうのです。

まずは合っていないクラウンを外し、しばらく様子を見るか、改善がない場合は必要な治療を行います。

健康な歯は精密な治療によって手に入れることが可能です。なんとなく違和感がある、噛むと少し痛い、口の臭いがひどくなったなどといった症状がある場合、お口の中の被せ物が原因かもしれません。このような症状がある場合、早めにかかりつけの歯科医院へ相談してみてください

 

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2018年12月10日 10:00 AM | カテゴリー: 歯周病, 歯科材料

前歯の治療 素材による違いご存知ですか?

セラミックスはこんなにすごい!   ~プラスチックとの3つの違い~

①透明感のある自然な白さ!!
 美しさがいつまでも続く  前歯なら、誰でも 気になるその見た目。セラミックスの最大の特徴は、いつまでも続く透明感のあ るその白さです。セラミックスならプラスチック(保険適用)のような変色はほ とんどありません。

②歯磨きしても削れない!!
 摩耗しにくい  せっかく治療するんだから、いつ までも丈夫で長持ちして欲しいもの。プラスチックは歯ブラシでこするだけでも 傷がついて表面がザラザラしますが、セラミックスならそんな心配はありません。
③むし歯や歯周病になりにくい!!
 細菌がつきにくく清潔  セラミックスの材 料は、毎日使うお皿と同じ。だからとても衛生的。むし歯や歯周病の原因となる 細菌(プラーク)がつきにくく、歯磨きでしっかりと汚れを落とせます。  
     
 
豊中市千里中央のにしお歯科では、歯科材料の違いがよくわかる冊 子とDVD(貸出可)を用意しています。受付に気軽にお声をお掛けください。

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2016年6月20日 3:00 PM | カテゴリー: 歯科材料

キレイになりました!

20代 女性の治療例

治療内容:古い銀歯を除去してオールジルコニアクラウンを装着しました
治療期間:3週間 ・治療費:¥104,000(税別)
メリット:汚れが付きにくい 
デメリット:高価 
副作用・リスク:欠けることがある

左下奥歯の銀歯をキレイなオールセラミックスに替える治療を院長に行っていただきました。大きく口を開けて笑うことが多いため、銀歯が見えるのがずっと気になっていました。今回は周りの歯の色に合わせて少し白めの色にしました。また、就寝中の喰いしばりが強いためオールセラミックスの中でも一番頑丈な素材であるジルコニア(人工ダイヤに似た材料)で作ってもらいました。治療後自分の歯に馴染んだ詰め物を見ると、「一つだけの銀歯だったけど自分ではすごく気になっていたんだなぁ~」と改めて思いました。家族には気づかれませんでしたが・・・・(~_~;) とても満足です。院長ありがとうございました。

西口比較


2016年6月6日 12:30 PM | カテゴリー: スタッフブログ, 歯科材料, 金属アレルギー

痛くない歯石除去方法

皆さん!歯のお掃除(歯石除去)で痛い思いをされた経験ありませんか? 歯石取りの時には主に超音波スケーラーという器具を使うのですが、そのキ~ンという音と振動が苦手な方がたくさんいらっしゃいます(私も苦手です(^_^;))。しかし!!患者様の苦痛を少しでも和らげる為に新たなスケーラーを導入したことで痛みなく歯石除去することができるようになりましたヽ(^o^)丿 その名も『錦部製作所製スケーラーチップ』です。代々鍛冶屋さんで刀などの刃物を作っている会社でそのスケーラーはまさにMade In Japanの職人の作品です。気の遠くなるような繊細な作業工程で作られています。そのスケーラーを使うと、今まで怖くて痛くて左手を何回も挙げていた患者さんがお掃除中にウトウトされてしまう程、振動も痛みも少ないのです。皆さんに「全然痛くなかったよ。ありがとう。」と言っていただき嬉しい毎日です。「道具って大切だなー」と改めて実感・・・。
一度皆さんも痛くないスケーリング(歯のお掃除)を体験してみませんか!?

Periodontal ultrasonic scalers are dental instruments used primarily in the prophylactic and periodontal care of human teeth - tartar removal.


2016年1月8日 6:31 PM | カテゴリー: スタッフブログ, 歯周病, 歯科材料



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