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院長・スタッフブログ

歯周病は何歳から?子どもは歯周病にならない?

歯周病は、今では生活習慣病と位置付けられ、歯周病用の歯磨き剤のCMを見ない日はありません。歯周病の主な症状は歯ぐきの腫れと出血です。この症状は子どもにも見られますが、子どもは歯周病にならないのでしょうか。また歯周病とは何歳からなるものなのでしょうか。

歯周病は、歯を支える歯周組織に起こる炎症の総称

昔は「歯槽膿漏」と呼んでいた症状を、今は「歯周病」と表現することがほとんどです。歯周病とは、歯を支える組織、つまり歯ぐきや歯根膜、そして歯槽骨などに起こる炎症のことを言い、歯肉炎と歯周炎に分けられています。歯肉炎は、歯ぐきに起きる炎症で、歯ぐきの腫れと歯磨き時の出血を伴います。

いっぽう歯周炎は、歯肉炎が悪化して歯を支える歯槽骨に吸収が見られる症状を言います。歯周炎には軽度歯周炎、中度歯周炎そして重度歯周炎に分けられます。軽度歯周炎は歯ぐきの腫れや出血、歯周ポケット数値が3ミリ程度と歯肉炎が少し進行した状態で、適切なブラッシングと歯石除去、クリーニングで十分改善が見込めます。

中度歯周炎になると、歯ぐきの腫れと出血に加え、歯周ポケット数値が4~5ミリと数値が上がります。炎症が少しずつ歯槽骨へ広がっており、歯ぐきが下がってきます。また口臭がきつくなるなど、自覚症状が少しずつ出始めます。歯が揺れているかどうかを測る「動揺」という検査でも、少し揺れが確認できるなど、症状が悪いほうへと進んでいることがわかります。

そして重度歯周炎まで症状が悪化してしまうと、歯ぐきが腫れて痛みを感じ、噛むことが辛くなります。歯周ポケット数値は8ミリ以上と、かなり高い数値になってしまいます。中には12ミリなど、目を疑うような数値の方もいらっしゃいます。ここまでくると歯槽骨の吸収がかなり進み、歯を支えることが困難な状態になります。指で触っても歯がグラグラしているのがわかり、他人からは「口臭がひどい」など指摘されるようになります。これは炎症を起こした歯ぐきに膿が溜まり、悪臭を放っているからです。この状態を「歯槽膿漏」と言い、残念ながら歯を残すことは非常に難しくなります。また歯周炎は全身の健康にも悪影響を与えるとも言われており、健康面から考えてもリスクが高い病気だと言えるでしょう。

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子どもは主に歯肉炎、20代から歯周炎に進行することも

一般的に、お子さんは歯周炎まで進行することはあまりありません。しかし歯ぐきの炎症は比較的低年齢から見られます。これは歯や歯ぐきの境目に付いた汚れがきちんと落とせていないことから、歯ぐきが腫れてしまうのです。思春期のお子さんは特に「思春期性歯肉炎」という、主にホルモンバランスの影響によって歯肉炎が起きやすい状態となります。歯肉炎の場合、適切なブラッシングと歯科医院での定期的なクリーニングにより改善することができます。

しかし成人になると、歯周炎のリスクが少しずつ高まります。早い方は20代で歯周病、つまり歯周炎と診断される方もいらっしゃいます。いちど歯周炎になると改善することはなかなか大変です。年齢を重ねるにつれ、歯周炎のリスクが高くなり、気が付けば歯がなくなっていた、なんてことになりかねません。

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基本的にお子さんは歯肉炎で治まることがほとんどですが、年齢が上がるにつれ、だんだん歯周病のリスクが高くなります。年齢に関係なく、お口の中を常に清潔にしておくことが何よりも大切です。

 


2020年5月8日 8:55 AM | カテゴリー: 歯周病, 歯周病と全身疾患の関係

体の健康を維持するためには、まずしっかり噛めること

コロナウイルスが猛威を振っており、日常生活において心配な毎日が続いています。インフルエンザなど他のウイルスもそうですが、ウイルス感染のリスクを低減するためには物理的なウイルス対策はもちろんのこと、抵抗力をつけておくことが非常に重要です。その基本になるのが「食べること」であり、しっかり噛める口腔内環境にあることが何よりも大切なのです。あなたのお口はしっかり噛める環境ですか?

よく噛めない原因その一・・・むし歯

むし歯になるとまず歯が痛くなります。痛くなると噛んだり飲んだりすることが辛くなり、食事に影響が出てしまいます。

むし歯の症状は、少ししみる程度から激痛まで様々で、症状に応じた治療を行うことで噛む機能を改善できます。当然、早期発見と症状が悪化してから治療をするのとでは、歯が残る量や、歯の予後も大きく違ってきます。またむし歯をそのまま放置すると歯がすっかり溶け、根っこだけになってしまいます。この状態では土台を立ててクラウンを被せる治療はできず、ほとんどの場合抜歯になります。入れ歯やブリッジなどで噛む機能を回復させる治療は歯を抜いてしまうと、よく噛めなくなります。このように、むし歯になることでよく噛めなくなってしまうことがまず挙げられます。

当院のむし歯治療について詳しい内容はこちら

 

よく噛めない理由その二・・・歯周病

歯周病になると、まず歯ぐきが腫れてきます。歯そのものが痛いわけではないので、食事にそれほど苦痛を感じない方もいらっしゃいますが、そのまま放置すると、歯周病菌によって歯を支える組織が影響を受け、噛むたびに痛みを感じるようになります。むし歯の痛さとは少し違うため、歯周病とは思わずに過ごしてしまうと症状がどんどん悪化してしまいます。その結果歯槽骨が吸収され、歯がグラグラになって噛めなくなってしまいます。最終的に歯が抜けてしまうか、保存不可で抜歯になってしまいます。

さらに歯周病のやっかいなところは、一本の歯だけに症状が起きるむし歯と違って、歯を支える組織全体に症状が出るため、一本の歯だけでは済まないところです。歯周病と診断された場合、顎の骨が吸収されて薄くなっており、他の歯も歯周病の症状が出ていることがほとんどです。

歯周病によって歯を失ってしまうと、当然噛むことが辛く、食事に影響が出てしまいます。

 

歯周病チェックリストはこちら

 

むし歯や歯周病からお口の健康を守ることは、強い体を作る基本です

食べることは、健康な体作りの基本です。そのためにはむし歯や歯周病からお口の健康を守り、よく噛めるお口の中の状態を維持することがとても大切です。病気に負けない体づくりのためにも、お口の中の健康維持に努めましょう。

 


2020年4月20日 7:18 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 歯周病と全身疾患の関係

妊娠中に起きやすいお口の中のトラブルについて

新しい命を授かり、家族が増えることは大変嬉しいことです。日々変化するお腹の様子を見ながら出産までの日々を過ごす間は、色々気がかりなことも多いでしょう。妊娠すると体の中で様々な変化が起こります。お口の中もそのひとつです。今回は妊娠中に起きやすいお口の中のトラブルについてお話を進めてまいります。

妊娠中はお口の中の衛生環境を保ちにくい

妊娠すると、ホルモンバランスががらりと変わり、つわりに代表されるような様々な不快症状が現れます。それに伴い、衛生環境を保ちにくくなってしまいがちです。

・つわりの影響で歯ブラシを口に入れるのが気持ち悪く、歯磨きができない

・唾液がネバネバして食べかすが残りやすい

・つわりによって胃液が逆流してお口の中が酸性になり、歯が溶けやすい

・つわりや大きくなったお腹で胃が圧迫されて食事の回数が増え、お口の中が汚れやすい

なお昔から妊娠するとお腹の中の赤ちゃんにカルシウムを取られてしまって歯が弱くなると言われていますが、これは誤った情報です。妊娠中はカルシウム不足になりがちなので、普段の食事でしっかりとカルシウムを摂取することが大切です。

妊娠中のお口の中のトラブルについて

お口の中の衛生環境が保ちにくくなると、次のようなトラブルが起きやすくなります。

・ブラッシング不足により汚れが残り、むし歯リスクが高まる・・・つわりなどの影響でブラッシング不足になりプラークが溜まってしまうこと、また唾液の質の変化によりむし歯リスクが高くなります。

・ホルモンバランスの変化により歯ぐきが腫れやすくなる(妊娠性歯肉炎)・・・妊娠するとホルモンバランスの変化が起こり、歯ぐきの腫れや出血といった症状が出やすくなります。これを妊娠性歯肉炎と言い、産後に落ち着きますが、お口の中を不潔なままにしておくと、のちに歯周病へ進行する可能性があります。

・歯ぐきのできもの(妊娠性エプーリス)・・・歯ぐきにできる良性の腫瘍で、産後に自然消滅することがほとんどです。

当院のむし歯治療について詳しい内容はこちら

妊娠中の歯周病に要注意!

妊娠中に歯周病になると、早産のリスクが高まってしまいます。歯周病菌が作り出す炎症物質により子宮収縮が起こり、早産を引き起こしてしまいます。早産で生まれた赤ちゃんは必然的に低体重で肺などの臓器が未熟なまま生まれる「低体重児出産」となります。

妊娠中に歯周病になると早産の可能性が5倍と、非常に高い確率となってしまいます。つわりが落ち着いたらお口の中の管理をしっかりと行い、歯周病を予防するよう心がけましょう。

歯周病と全身疾患の関係についてはこちら

 

赤ちゃんのためにも、妊娠中からお口の中のケアをしっかりと行いましょう

妊娠中は様々なトラブルが起こりやすく、その結果は生まれてくる赤ちゃんにも大きく影響してしまうことがあります。新しく迎え入れる家族のためにも、妊娠中からお口の中のケアをきちんと行いましょう。つわりが落ち着いたころにいちど検診を受けておくことをお勧めします。


2020年1月13日 9:01 AM | カテゴリー: むし歯, 歯周病と全身疾患の関係

歯が揺れ始めてしまった・・・もう手遅れ?

今までむし歯知らず、これまで歯医者なんてかかったことがなかったことが自慢だったのに、最近歯が揺れ動き始めた・・・。こんな症状を訴える方は決して少なくありません。意を決して歯科医院を受診した結果、歯周病と診断されてショックを受けてしまうことでしょう。では歯周病によって歯が揺れ動き始めたら、もう抜けるのを待つしかないのでしょうか。

 

気づけば歯がグラグラ・・・これが歯周病の怖さ

歯周病は、痛みがサインであるむし歯と違い、痛みはあまり感じません。歯周病の主な症状は歯ぐきの腫れと出血ですが、これは歯肉炎でも起こります。ちょっと歯ぐきが腫れてるけど痛くないし、すぐ治るだろう・・・とそのまま放置した結果、歯周病が進行し、痛みや歯の揺れなどの症状が出てきたときは、歯周病はかなり進行した状態です。歯周病の怖さは、痛みをあまり感じないまま症状が進行してしまうことです。歯ぐきの腫れや出血以外に、口臭がきつくなった、膿が出始めた、歯がグラグラするといったような症状が見られる場合、歯周病がかなり悪化しているサインです。歯周病は一本の歯だけに起こるわけではなく、お口の中全体の症状が起こります。そのため気が付かないまま症状が悪化し、気が付けば歯がぐらぐらで抜け落ちてしまった、などのいう結果を引き起こすのです。

 

歯が揺れ動き始めたら、もう諦めるしかない?

歯がグラグラと動き始めると、もう歯を残すことができないんじゃないか、と心配なさることでしょう。しかしまだあきらめるのは早いです。多少の揺れ方なら歯石除去を行い、これまで蓄積されてきたプラークや歯石除去を行って、歯ぐきの状態を改善することが可能です。歯槽骨の吸収が著しく、どうしても歯を保存することが難しいケースでは残念ながら抜歯となってしまいますが、多少の揺れの場合、歯周病治療を行うことで歯を保存することが十分可能です。まずはご家庭での丁寧なブラッシングと、歯科医院による歯周病治療をしっかりと行いましょう。歯石を取り除くことで歯ぐきが締まり、歯の揺れの進行を抑制することが期待できるため、諦めずにますは治療を受けることが大切です。いちど揺れ動き始めた歯を元に戻すことは難しいですが、症状を抑制し、現状維持に努めることで歯を長持ちさせることも可能な場合があります。

 

歯周病治療について詳しい内容はこちら

 

 

しかし歯医者通いは面倒くさい、抜けても気にしないなどとご自身のお口の中のことに関心が薄いと、歯周病はどんどん悪化し、最後には全て抜け落ちてしまう、抜歯となる可能性が濃厚なため、「もしかして歯周病・・・?」と思われるような症状が気になる場合、早めに歯科医院で診てもらうようにして下さい。

 

歯周病チェックリストについてはこちら

 

 


2019年11月7日 4:26 PM | カテゴリー: 歯周病, 歯周病と全身疾患の関係

痛みをほとんど感じずに症状が進行する歯周病

虫歯と並んで、歯を失う2大原因のひとつである「歯周病」。かつては歯槽膿漏(しそうのうろう)と呼ばれていた歯周病は、若い人でも罹患しており、そのままにしておくと将来歯を失いかねません。歯周病の怖いところは、いたみをあまり感じないまま症状が進行してしまうことです。あなたのお口の中は大丈夫でしょうか?

成人の80%が罹患していると言われている歯周病

「歯槽膿漏」と聞くと、中高年の方だけが罹患しているイメージがあるかもしれません。そのため若い世代の方にとっては「歯槽膿漏って何?自分には関係ない」と思われることでしょう。

しかし歯周病は、成人の約80%が罹患していると言われており、30代といった若い世代の方でも歯周病が進行しているケースは実に多いのです。歯周病の怖さがクローズアップされるにつれ、毎日歯周病予防の歯磨き剤のCMが流れるほど、歯周病は身近な病気であり、決して高齢者だけの病気ではないのです。

 

虫歯との違い

しかし、虫歯に比べると緊急性がないため、歯周病が進行していても気付いていない方は実に多いのが現状です。虫歯は痛みを伴うため、すぐにでも診てもらいたい!と思われがちですが、歯周病はそれほど痛みを伴わないため、気付いたときにはもう手遅れの状態まで症状が進んでしまっているケースも決してめずらしくはないのです。

虫歯は歯そのものが溶けるのに対し、歯周病は歯を支える顎の骨が溶けていきます。虫歯菌が作る酸は歯を溶かし、炎症が神経まで進むと激しい痛みを伴います。

 

当院のむし歯治療について詳しい内容はこちら

 

いっぽう歯周病は、歯ではなく歯ぐきや歯槽骨といった歯周組織に炎症が起こります。歯周病菌が出す毒素は歯ぐきに腫れや出血を引き起こしますが、この状態では実は痛みはそれほど感じないのです。「何となく歯ぐきが腫れているかな?」といった程度で、神経まで達した虫歯と比べると、我慢できないほどの痛みではありません。

ここに、歯周病の落とし穴があるのです。虫歯のように強い痛みを感じたら、すぐに歯科医院を受診するでしょう。しかし歯ぐきの腫れ程度なら・・・と、つい放置してしまいがちなのが、歯周病なのです。

歯周病が進行しているにもかかわらず、痛くないからと歯科医院を受診せずに過ごしていると、やがて歯槽骨が少なくなり、歯を支えることができなくなるため、最終的に歯が抜け落ちてしまうか、保存不可で抜歯となってしまうのです。

また歯周病は、虫歯と違って一本の歯だけに症状が起こるわけではありません。歯周病になると、お口全体の健康が損なわれてしまいます。その結果、一本の歯だけでは済まなくなってしまいます。

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定期的な歯石除去やクリーニングが、歯周病からお口の健康を守るコツ

歯周病で大切な歯を失わないためには、定期的な歯石除去とクリーニングを受けていただくことです。毎日の歯磨きだけでは落としきれないプラークや歯石は、歯科医院でないと取ることができません。定期的にクリーニングを受けることが、お口の健康維持の最も大きなポイントです。

少しでも異変を感じたら、すぐにかかりつけの歯科医院で診てもらい、毎日のケアを見直すことが大切です。そしてきちんと定期検診を受けることが、歯周病予防の最大のコツなのです。

 


2019年7月18日 7:33 AM | カテゴリー: 歯周病, 歯周病と全身疾患の関係

起床後のお口の中は、最も不潔なのです

お口の中には非常に多くの細菌が存在しています。この細菌が最も多く繁殖しているのが、起床後です。起床後のお口の中は細菌が爆発的に繁殖しており、非常に不潔な状態なのです。まさか、起床後歯磨きをせずに朝食を摂っているということはありませんよね・・・?

 

お口の中は、細菌だらけ

むし歯および歯周病は、誰もが知っている二大口腔内トラブルです。どちらも細菌による感染症で、症状や治療法は異なるものの放置していると、歯を失う原因になってしまいます。

しかしお口の中に存在する細菌は、むし歯や歯周病になる細菌だけではありません。まだ名前がないものも含めて、私たちのお口の中には約700種類もの細菌が棲みついていると言われています。むし歯や歯周病を引き起こすプラークには1グラム中に約1000億個もの細菌が生息している、まさに「細菌の塊」です。全ての細菌が悪害というわけではありませんが、お口の中にこんなにも数多くの細菌が棲みついているということを、まずはしっかりと認識しておくべきでしょう。

 

当院のむし歯治療について詳しい内容はこちら

 

細菌による影響は、むし歯や歯周病だけではありません

お口の中に非常に多くの細菌が棲みついていると言っても、毎日の歯磨きと唾液の働きによってその働きは抑えられています。しかしプラークコントロールが悪ければ、むし歯や歯周病を引き起こしてしまいます。

また口腔内が不衛生な状態が続くと、むし歯、歯周病以外の口腔内トラブルを引き起こしてしまいがちになります。このようなトラブルとして口腔カンジダ症、口内炎、口腔ヘルペスなどが挙げられ、特に免疫力が低下している方や高齢者は、注意が必要です。

この細菌の影響は、口腔内だけにとどまらず、誤嚥性肺炎、心筋梗塞、糖尿病の悪化など全身の健康にも関わってきます。このような全身疾患は歯周病と深く関わっていると言われており、口腔内の衛生管理が欠かせません。

 

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起床後は最も細菌数が多い状態

細菌の働きを抑制するのは、先ほども述べたとおり、適切な歯磨きと唾液の働きです。細菌は、お口の中が乾燥することで急激に増殖します。

日中は食事の際によく噛むことで唾液が分泌されていること、また適度に水分を摂ることでお口の中の乾燥を防ぐことができています。しかし就寝中は唾液の分泌が減少し、細菌が増殖しやすい環境になっています。そのため起床後はお口の中が乾いており、細菌が最も繁殖した不潔な状態なのです。

 

就寝前の歯磨きをしっかりと行い、寝起きは必ずうがいか歯磨きをしましょう

就寝中の唾液分泌の低下は生理的なものが原因のため、仕方ありません。そのため口腔内の細菌数を少しでも減らしておくよう、念入りに歯磨きをしておく必要があります。歯ブラシによるブラッシングだけでなく、フロスや歯間ブラシ、洗口剤などを使ってお口の中を清潔にしておきましょう。

そして寝起きは必ずうがいや歯磨きを行って、お口の中の細菌を洗い流しておきましょう。寝起きのままうがいもせず朝食を摂ると、大量の細菌を飲み込んでしまうことになります。毎日のことであるからこそ、このようなことに気をつけて過ごすことが、お口の中そして全身の健康に大きく関わるのです。


2019年5月21日 10:46 AM | カテゴリー: むし歯, 歯周病と全身疾患の関係

歯医者なんて無縁だったのに・・・という方こそ要注意!

「これまで虫歯なんてなったことがないから、歯医者さんなんて行ったことがないの」。時々このような会話を耳にすることがあります。確かに虫歯が一本もなくずっと過ごしてきたことはとても良いことです。しかし、このような方こそ、注意が必要です。と言うのも、気が付けば歯が抜けてしまうことにもなりかねないからです。

 

「歯が痛くないから歯医者さんへ行ったことがない」とは

歯のトラブルの代表格といえば、むし歯です。むし歯は、むし歯菌が放出する酸によって歯が溶け始め、進行するにつれて痛みを感じるようになります。特に神経まで達してしまった場合、相当な痛みに襲われることから、それまで様子をみて我慢していた人も、この痛みに耐えかねてようやく歯科医院で診てもらうことになるでしょう。

このように、むし歯は歯がしみる、歯が痛いといった自覚症状が出てきます。しかしこのような症状が出なかった場合、あなたは歯医者さんを受診しますか?ほとんどの場合、歯が痛くなければ歯医者さんを受診しないでしょう。

しかし、ここが大きな落とし穴なのです。

 

当院のむし歯治療について詳しい内容はこちら

 

痛みなく進行する歯周病

これまでむし歯になったことがない方は、歯科医院へ行く機会はなかったでしょう。しかし、これがのちの歯の寿命に大きく関わってくると言っても過言ではありません。というのも、痛みがなく症状が進行する歯周病で歯を失う可能性が非常に高いためです。

歯周病は、歯周病菌によって歯ぐきや歯槽骨など、歯の歯周組織に起こる炎症です。歯ぐきの腫れや出血が主な症状ですが、そのまま放置すると症状は進行し、歯を支える歯槽骨にまで影響が及んできます。歯ぐきの炎症だけでなく、歯槽骨が少しずつ吸収され始めると、顎の骨の量が少なくなってきます。その結果歯を支えることが難しくなり、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病の怖いところは、痛みといった自覚症状がほとんどないまま症状が進行することです。歯ぐきの腫れや出血は歯肉炎でも起こります。歯肉炎の場合、適切なブラッシングで改善が可能です。しかし年齢を重ねるにつれて症状は悪化し、歯肉炎からやがて歯周炎(歯周病)へと症状が進み、口臭や歯が揺れ動くなど、深刻な症状が出始めます。やがて最終的には顎の骨がすっかり薄くなり、歯を支えることができなくなって抜け落ちてしまうのです。

歯周病は、むし歯と違って痛みをほとんど感じないまま症状が悪化します。痛くないから、むし歯なんてなったことないから、と受診を放置していると、後で後悔する日々が待っているのです。

歯周病についてはこちら

 

歯周病は全身疾患にも深く関わっている

歯周病の怖いところは、痛みなく症状が進行することです。そしてその他にも、全身の健康に関わりがあるのではないか、と報告されています。

特に歯周病と関係が深いのは糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、妊婦さんにおける早産の危険性および低体重児出産、誤嚥性肺炎などと言われています。歯周病菌が血管の中に入り込むことで全身の色々な臓器に炎症が起こるためだと報告されていることから、歯周病と相互関係があると言われています。

 

歯が痛くなくても、定期的に検診は受けましょう

今は痛みなど何もないから・・・と受診を先延ばしにすると、歯周病は確実に進行してしまいます。今は何もなくても、歯周病が隠れているかもしれません。歯が抜け始めてからはじめて今の状況を把握することになります。「後悔先に立たず」という言葉がありますが、歯を失って始めて歯の大切さを知ることになるのではないでしょうか。

特に「これまでむし歯になったことがないから」と痛みを感じていなくても、歯周病の進み具合を確認するために年に1,2度の定期検診受診をおすすめします。

 


2019年5月7日 8:28 AM | カテゴリー: 歯周病, 歯周病と全身疾患の関係

細菌数ゼロ※歯科治療水安全施設認定を取得した医院です


ご存知ですか?当院の感染対策

来院されている皆さんはご存知かもしれませんが、改めて当院の感染予防対策についてご説明したいと思います。

当院では、当然のことながら医療器具や備品の使いまわしなどは一切行っておりません。医療器具は専門の機材で洗浄・除菌を行い、ゴム手袋や患者様用コップ・エプロンなどは使い捨てのものを使用しています。

 

また、早い段階から一番私たちの身近にある「水」からの感染予防、滅菌消毒を目的とした連続除菌治療システムを導入しています。

当院4つの安心

 

治療に使われる水は全て除菌水

歯科で使われる水といえば、治療の途中で「うがいする水」が一番に思いつくかもしれません。ほかにも、歯を削る機械など治療中のお口の中でも大量の水が使われています。

 

治療時は多少の出血がありますから、治療中に使用する水が汚れていれば、血液を介して体内への感染も心配されます。元気な時は気にならなくても、お子さんやお年を召した方、疲れていたり、体調を崩して免疫が低下した状態では、些細なことがきっかけで感染してしまうことも考えられます。

 

当院では、中性電解除菌水(POICエコウォーター)を生成する機材を導入し、歯科用ユニット(診察用のチェア)にこの水を流しています。「うがいに使う紙コップの水」、「歯を削るタービン」や「歯石除去に使用するスケーラー」など治療で使われる水すべてが除菌水です。

連続除菌システムについて

 

患者さん同士、働くスタッフも安心の環境

 

この除菌水は、細菌・ウィルスに対して除菌効果が認められています。もし仮に、患者さんが何かウイルスに感染していたとしても、治療中に飛び散る水は除菌され、無害化されるので、ほかの患者さんや働くスタッフへの感染の心配もありません。

 

強力な除菌効果があると聞くと、副作用や身体への影響が気になるかもしれません。これだけ高い除菌力がありますが、高純度食塩水を電気分解して生成されるので、身体にも自然環境にも無害です。

 

ご自宅のホームケア用にも

 

むし歯や歯周病予防のホームケア用品として、洗浄・除菌機能を持つ高濃度POICウォーターもご用意しています。口の中の汚れを分解洗浄した後に除菌力が高まる医療用(歯科用)機能水です。

 

 

高濃度POICウォーターはこんな方に

 

お口の中がネバネバする・不快感
口臭が気になる
むし歯予防をしたい
歯ぐきの腫れ、出血、歯周病予防に
口内炎予防に
風邪やインフルエンザを予防したい

 

日常的な口腔内の予防や、ウイルス感染対策にもおすすめです。毎日の食後、就寝前に約10cc、20秒ほどブクブクうがいをしてください。うがいをしながら歯ブラシや歯間ブラシでブラッシングするのも効果的です。詳しくはスタッフまでお気軽にお声がけください。

※「細菌数ゼロ」は、連続除菌システムで生成される殺菌水をさしています。


2018年7月24日 9:04 AM | カテゴリー: お知らせ, 歯周病と全身疾患の関係, 滅菌と消毒

歯周病は万病の元!?歯科治療と定期検診で全身の健康を守りましょう

 

あなどるなかれ!世界で一番疾病率の高い感染症

 

最近よく耳にする「歯周病」。

病気といっても虫歯のように痛くなったりするイメージもないし、歯が腫れたり、出血する程度?なんて思っている方がいたら、要注意です。

歯周病は2001年の時点で、ギネスに「人類史上最も感染者数の多い感染症」として認定されるほど。”全世界で最も蔓延している病気は歯周病である。地球上を見渡しても、この病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない”とまでいわれています。

 

 

痛みを感じたときにはもう重度!?

 

歯を磨くと出血したり、歯が浮いたような感じがするのは、初期~中程度進行している可能性があります。

 

中~重度になると、歯ぐきがときどき腫れて痛む、歯茎から血が膿がでる、口臭が気になる、冷たいものを食べると歯がしみる(知覚過敏)症状が表れます。

 

歯周病とはその名の通り「歯の周囲の疾患」。最終的には、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が溶けて、歯を支えられなくなり、歯が抜けてしまいます。

 

 

 

どうやって治療するの?

 

歯周病の初期症状は、ほとんど痛みもなく気づきにくいのが特徴です。

 

最初のうちは歯ぐきが腫れたり、出血しても自然とおさまるので、「治った」と思われがちです。

 

正直なところ「歯ぐきから血が出たから歯医者に行こう」とは、なかなか思わないですよね。

 

しかし、歯周病は治療以外で「治る」ことはありません。

 

歯周病は「歯周病菌」と呼ばれる細菌が原因です。

 

治療方法は、お口の中にいる歯周病菌が発症しない程度まで徹底的に除菌を行うこと、そして再び増殖しないようにお口の中を継続的に管理していくことが必要です。

 

まずは医師による検診、歯周ポケットの検査、口腔内の状態を診察します。

その上で、デジタルレントゲン写真で骨の様子も観察、細菌数の検査もします。

 

歯周病の程度にもよりますが、歯周病を治し歯周組織が再生するまでに数ヶ月~1年ほどかかります。

 

あなたの歯は大丈夫?

歯周病チェックリスト&歯ぐき年齢

 

 

歯周病は予防できる?

 

 

歯周病を予防する最善策は、定期的な歯科検診を受けることです。

歯科検診では、歯の健康状態を確認できるので、初期段階で虫歯や歯周病の治療が始められます。

 

またプロケアでお口の中をクリーニングすることで、自分では落としきれない磨き残しや歯垢を取り除き、歯周病リスクを減らすことができます。

 

みなさんの意識が徐々に変わってきているとはいえ、「予防のために歯科に通う」という習慣がまだまだ一般的ではありません。

 

歯周病と病気の関係についてはこちらをご覧ください

歯周病治療

 

 

40歳までには予防歯科に通おう!

 

歯周病は、もともと口の中に存在する常在菌。
ですから徹底的に除菌をしても、ゼロの状態を保つことは難しいです。

 

しかし腸内の悪玉菌と善玉菌のようにバランスが取れているうちは、そんなに心配する必要はありません。

 

歯周病の自覚症状が表れるのは40~50代が多く、重症になってから歯科に来院されて診断されるケースも少なくありません。

 

この理由のひとつとして、体力の低下や疲労の蓄積、喫煙などの生活習慣などで、身体の免疫力が低下し、細菌への抵抗力も弱くなることで、歯周病(感染症)が進行してしまうことが考えられます。

 

ですから「虫歯がないから歯医者はほとんど行ったことがない」という人も歯周病リスクはゼロではないのです。

 

歯を磨くと出血する、最近歯が腫れていると感じたら、まず歯科受診をしてお口の健康状態を調べてみましょう。

 

現在は、天然歯に近い人工歯や入れ歯などが開発されていますが、天然歯に勝るものはありません。

 

歯の大切さや、口腔内の健康は、失ってからその大切さに気づくことも多いです。

 

予防を行うことで病気の早期発見ができ、定期的なメンテナンスで「当たり前」の「快適な毎日」を長く続けることができます。

 

是非、早めの「予防」を心がけましょう。

 

当院では歯周病治療(歯槽膿漏)にレーザー治療を導入しています。

レーザー治療

 


2018年6月15日 9:56 AM | カテゴリー: お知らせ, 歯周病, 歯周病と全身疾患の関係

がん予防は口腔ケアから始まる

こんにちは、服部です!! 突然ですが皆さんは体内のお巡りさんであるNK細胞をご存知でしょうか?NK細胞とはがん細胞に対する免疫力が高く体内ではがん細胞を取り締まる役割を果たしてくれているんです。まるで“お巡りさん”ののようですね! しかし…NK細胞の活性は年齢を重ねるごとに低くなっていき、これと反比例するように発がん率は高まります。またこのNK細胞の活性を大きく妨げるのが歯周病なんです \(◎o◎)/!  “お巡りさん”であるNK細胞は歯周病菌に対しても働くのですが、逆に言えばその間は癌に対する働きが手薄になるのです…。例えば体内に100人の“お巡りさん”がいるとします。通常は100人全員でがん細胞を取り締まっているのに、その中の50人が歯周病対策に向かうとがん細胞対策は50人で行わなければなりません。歯周病による口内の炎症面積は、手の平1枚分と言われているので、多くのNK細胞がある意味無駄に使われてしまうのです。NK細胞をしっかりとがん細胞へ働きかけるためにも自分自身で口腔ケアをしっかりと行い歯周病対策を心掛けましょう!!


2017年3月10日 12:00 AM | カテゴリー: スタッフブログ, 歯周病と全身疾患の関係



お問い合わせ 豊中 にしお歯科外観

にしお歯科

〒560-0083大阪府豊中市新千里西町
1-2-11 千里中央アインス101
西町3丁目バス停前
駐車場3台完備
詳細地図はこちら(googlemap)

 
午前
午後

午前9:30~13:00 午後2:30~7:00
休診日/日曜・祝日、水・土曜午後

にしお院長・スタッフブログ スマートフォン対応サイト こどもの矯正お悩みナビ
当院は、日本歯科医療相談センター http://sikasoudan.net/ と業務提携を行っています。苦情・不満・ご意見などがおありの方は、フリーダイヤル0120-922-616(24時間/365日受付)へお電話ください。オペレーターがお話をお聴きし、その後専門員が対応いたします。
日本歯科医療相談センター