部分矯正って痛いの?

全体矯正に比べると治療期間が短く(約5~6ヶ月程度)、治療費も1/3~1/2程度で歯並びを整えられる部分矯正。

奥歯の噛み合わせに問題がなく「前歯だけの歯並びを整える」なら、最も人気のある治療法といえるでしょう。

矯正は、歯1本ずつにブラケットという装置をつけて、その装置にワイヤーを通して、歯を少しづつ移動させることで歯並びを整えます。

そのため、歯が移動するときに多少の痛みを感じることがありました。

当院では、痛みの少ないティップエッジブラケットという痛みの少ない装置を採用しています。

今までよりも小さい力で、効率よく歯を移動させる術式で治療を行いますので、ほとんど痛みはありません。

 

期間と値段はどれくらいかかるの?

 

部分矯正で、出っ歯や八重歯、すきっ歯、歯のねじれなどの治療を行った場合。

期間はほとんどが5~6ヶ月、少し難しい症例で8~9ヶ月、金額的には28万~45万程度が目安です。
※精密検査などの諸費用は別途かかります。費用は個人差があります。

結婚式や成人式までにキレイにしたい、といったご希望で来院された方も期日までに治療を終えることができて大変喜んで頂きました。

詳しくは症例をご覧ください

矯正は歯列の移動が完了した時点で装置を外します。
しかし、歯並びを整えた状態で歯の骨が安定するまで保定装置(リテーナー)を使用します。

当院では、取り外しできるリテーナーのほかに、細いワイヤーを使い見えない位置に接着する固定式のリテーナーや透明マウスピースタイプのリテーナーもご用意しています。

 

 

矯正中の見た目は?

 

部分矯正は平均的に短期間で治療を終えることができるので、矯正期間のストレスも比較的少ないです。

当院では、目立たないセラミックでできたブラケット(歯に取り付ける装置)と、目立たないホワイトワイヤーを使用して治療を行うことができます。

またリテーナーなど保定装置は、自分でつけたり外したりする必要があり、便利な反面、自己管理ができないと、後戻りしやすくなってしまいます。

装置を取り外した後は、後戻りを予防するために歯の裏側にワイヤーを固定して歯列安定をさせることもできます。

下顎の部分矯正の場合は、治療後の保定期間(移動した歯を落ち着かせる)は、歯の裏側のワイヤー固定処置だけで済むので、見た目の変化を短期間で実感できる点も大きなメリットといえるでしょう。

 

部分矯正っていくつから?

 

子どもの場合(乳歯が残っている場合)は、早い段階で矯正を始めて、骨の成長に合わせてあごの骨を広げて正しい位置に歯が並ぶように治療する床矯正がオススメです。部分矯正で対応することはほとんどありません。
 

永久歯がすべて生え揃った15歳以降であれば、必要に応じて全体の矯正、または前歯だけの部分矯正で歯並びを整えることができます。

大人の矯正は「気になったときが始めどき」です。

いくつまでできるかという点では、特に年齢制限はありません。

差し歯や虫歯があっても歯列矯正は可能です。

※実際に矯正が可能かどうかは、歯や歯ぐきの状況を調べた上での判断となります。

 

部分矯正について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
初めての部分矯正の流れや、症例、実際にかかった費用、よくある質問をまとめています。

にしお歯科の部分矯正について