インビザライン

『透明』で目立たない取り外しのできる歯科矯正システム

インビザライン

「中学生の頃から歯並びにコンプレックスをもっていて、歯並びをきれいにしたい。でも街角でみかけるギラギラした痛そうなワイヤー装置を着けるのはちょっと嫌だ・・・」
「接客の仕事をしているので、目立つような矯正装置は使うことができないわ!」
「痛みがほとんどないならちょっと矯正してみたいなぁ」
いろいろと悩みながら今一歩矯正治療に踏み込めない患者様は多いと思います。
その原因の一つに歯の表面に付ける[ブラケット]と呼ばれる金属の矯正装置が挙げられます。
固定式のため装置が目立ってしまい、見た目が悪くなるだけでなく、歯ブラシも大変になります。しかし、これからお話しする「インビザライン」は、そのような原因のほとんどを解消したまったく新しい治療法なのです。 ※インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害 救済制度の対象外となる場合があります。

インビザラインのメリット

①痛みが少ない

金属のブラケットやワイヤーを使用しないため粘膜や舌の痛み、また口内炎ができることはほとんどありません。新しいアライナーに交換した直後は、締めつけられるような感覚がありますが、数分から数時間で消失します。

②取り外しができて衛生的

取り外しが可能なので、歯磨きやフロスも普段通り行えます。また、簡単に洗浄ができ、衛生的です。超音波洗浄器を使用するとさらに効果的です。

③食べたいものが食べられる

アライナーは取り外し可能なので、いつもと変わらない食事をとることができます。

④アスリートも安心

インビザラインなら、口の中を傷つける心配がないので激しいスポーツをするアスリートも安心して矯正治療を行うことができます。歯牙破折の危険性を軽減します。

⑤透明で目立たない

アライナーが透明なので、歯に装着していても目立たないのが特徴です。

⑥しゃべりやすい

薄くて表面が滑らかな装置なのでしゃべりづらさや発音障害がほとんどありません。
接客業務や営業などの仕事をされている方でも気軽に矯正を始めることができます。

⑦来院回数が少ない

基本的には、6週間ごとの来院でその都度新しいインビザライン・アライナーをお渡しします。
1年程度で終了する症例であれば、8~10回の来院で動的治療が終了します。 (従来の矯正治療は、約4週間ごとの来院です。)

⑧診察時間が短い

アライナーの交換が主なので、毎回10~15分程度で終わる。

⑨治療後の歯並びのイメージを確認できる

治療の開始から終了までの過程の緻密なシミュレーションを行い、その結果をクリンチェックというソフトを使ってパソコン上で再現できます。治療の各段階の歯並びを3Dアニメーションで見ることができるので、治療のプロセスや結果を大変イメージしやすい。

⑩金属による悩みも解消

インビザラインなら、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。

⑪ホワイトニングが簡単にできる

インビザライン・アライナーの内面にホワイトニングジェルを塗布して歯を白くすることができる。(ホームホワイトニング)

インビザラインのデメリット

①取り外しができるため、使用(20時間以上/日)しなければ歯がうまく動きません。

②装置の紛失の可能性があります。

アライナーの再製作をしますが、治療期間が長くなります。

③アライナーを毎日洗浄しないと汚れてくる。

④慣れるまで少しだけしゃべりずらくなります。

⑤全ての症例に対応できるわけではない。

歯のがたつきが大きい症例や上下の顎の位置がずれている症例は、従来のブラケットとワイヤーを用いたエッジワイズ法が適しています。

⑥途中で虫歯の治療をして歯の形が大きく変わった場合や、転倒して歯が欠けたりした場合は、アライナーが合わなくなります。

②と同様で、アライナーの再製作をします。

⑦食前・食後にアライナーの取り外し・装着をしないといけないので、外食のときに不便。

⑧爪が長かったり弱い場合は、アライナーの取り外しで苦労する。

⑨アタッチメントというポッチを歯面に装着する症例の場合は、アライナーの取り外しでかなり苦労する。

自然にこぼれる、あなたらしい笑顔を手に入れる

インビザラインであれば、非常に薄くて透明なので、矯正治療中であっても笑顔を見せることができます。相手に伝えない限り、誰も治療を受けていることに気づかないでしょう。透明で取り外しが可能なマウスピース【インビザライン・アライナー】を順次装着することで、きれいな歯並びへと変化を遂げていきます。インビザライン・アライナーは約2週間ごとに新しいものに交換します。少しずつ歯が移動するにつれて、理想的な笑顔へと近づくことになります。

自分で取り外し可能、しかも快適

【インビザライン・アライナー】の装着は違和感が少ないので、日頃の多忙なライフスタイルにも支障がありません。歯科医院で受診のたびに、治療の進行状況を確認し、新しい【インビザライン・アライナー】を担当の歯科医師から受け取ります。自分で簡単に取り外し可能なので、食生活もこれまで通りです。歯磨きやフロスにもまったく影響がないので、歯と歯周組織をこれまで通り健康に保つことができます。

3次元コンピューター画像解析システム技術を駆使

インビザラインは、3次元コンピューター画像技術を駆使し、治療の開始から終了までの過程の緻密なシミュレーションを行うところから始まります。そして、このシミュレーション結果に基づき、それぞれの患者さんの症例にぴったり適合した一連の【インビザライン・アライナー】をカスタムメードで製造します。シミュレーションの結果(術前・術中・術後などの歯並び)は、クリンチェックという専用のプログラムソフト上で簡単に確認することができます。患者さんは、歯科医師の経過観察のもと、装着する【インビザライン・アライナー】を順次交換していくことで、歯が徐々に移動します。歯がシミュレーションされた最終位置に移動するまで、これを繰り返します。

インビザライン・アライナーの製造

インビザライン・アライナーの製造
  • 最先端のCAD/CAM(光造形)技術を通じ、コンピュータ画面上で策定された治療計画を精緻に具現化する形でのアライナーの製造が可能です。(図1・図2)
  • 治療期間(即ち、治療に必要なアライナーの総数)を問わず、担当医の承認後、治療完了までに必要なアライナー群のすべてを製造し、ドクターに一括して提供します。(図3)
  • 治療計画に関するコンピュータ上のデータはデジタル情報として保管されるため、アライナーの破損、紛失等の際の再製作にも迅速に対応可能です。

3次元シミュレーションとアライナー製造プロセスの紹介

インビザラインの適応症

①非抜歯で治療可能な症例

歯のがたつきが少なく、永久歯を間引き(抜歯)する必要のない症例は、インビザラインが最も得意とするところです。犬歯の後ろにある小臼歯を抜歯して歯を大きく移動をする症例でもインビザラインで治療可能ですが、そのような症例では従来法のブラケット&ワイヤー矯正治療に比べて治療期間が長くかかるようです。

②歯の根の移動が必要ない抜歯症例

永久歯の抜歯が必要な症例の中で、抜歯によって生じた隙間が小さい場合はインビザラインでの治療が可能です。インビザラインによる歯の移動は、萌出している歯の頭(歯冠)の部分だけを動かすような歯の傾斜移動は容易なのですが、骨の中にある歯の根の向きをコントロールして移動する平行移動は難しいようです。

③ブラケットによる最終治療(微調整)や準備治療のできる抜歯症例

歯の移動距離の問題や、歯の根の向きのコントロールをしていく問題は、インビザラインで可能なところまで歯を移動した後、最終段階で、通常の矯正装置により最終仕上げをすれば解決します。また、歯のねじれ(捻転)が大きい場合は、先にブラケットとワイヤーを使って部分的に矯正を行い、歯のねじれを修正した上で、インビザラインを使用します。2つの治療技術をコンビネーションする方法であり口腔内にワイヤーを装着する期間を短縮することができます。

④1日20時間以上インビザライン・アライナーをきちんと装着できる方

インビザラインは、患者さんが自分自身でインビザライン・アライナー装着することによって歯の移動を行う装置です。1日20時間以上使用しないと歯が目的の位置まで移動しませんので、使用時間が少ないと治療期間が延びたり、治療結果が思わしくないということもあります。基本的に、食事と歯磨き以外の時間(1日22時間以上を推奨)は、常時装着するのが望ましい装置です

⑤歯を移動するスペースを作るために歯を少し削ってもよい方

非抜歯症例の中には、歯の移動をするために歯と歯の間を少し削る必要が生じることがあります。歯を削るといっても0.2~0.4mm程度です。元々歯と歯が重なっている部分はエナメル質が脆弱化しているので、歯を少し削ってフッ素コーティングする方が歯の表面が強くなり虫歯になりにくくなります。

インビザラインの非適応症

①歯のがたつきが大きく、抜歯が必要な症例

適応症のところでも述べましたが、このようなケースは歯の移動距離が大きく、歯の根の向きもコントロールしなければならない場合が多いので、歯並びを理想的な状態にすることは難しいと思われます。

②上下の顎の位置に前後・左右のズレがある症例

上下の顎の位置がズレていて、顎の位置もコントロールしなければならないような症例は、インビザラインでは難しいようです。従来のブラケット&ワイヤー矯正装置の方が、適していると言えます。

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インビザライン認定医による治療

インビザライン認定医による治療

院長の西尾裕司はインビザラインを開発したアラインテクノロジー社主催の『インビザライン認定医講習会』を受け、直接認定を受けております。アメリカのアラインテクノロジー社とはWebでデータのやり取りを行い、治療のシミュレーションを行っています。歯の移動の細かな修正も短時間で行うことができます。インビザラインのマウスピース矯正を日本にいながら受けることができます。是非、お気軽にご相談下さい。

治療費の支払いには、デンタルローン(分割払い)を利用いただくことも可能です。詳細はスタッフにお尋ねください。

デンタルローン

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