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歯科サプリメント


  • 歯科だからこそサプリメント!
  • サプリメントの基礎知識
  • プロバイオティクス

● 歯科だからこそサプリメント!

なぜ歯科なのにサプリメント(健康補助食品、栄養補助食品) を取り扱うの?と思われる方もいらっしゃると思います。海外では日本とは違い代替補完医療としてサプリメント(アミノ酸、ハーブ、ビタミン剤、ミネラルなど)が盛んに医療現場で使われています。そのような診療の流れが日本にも広がろうとしています。口は“命の入り口、心の出口”ともいわれます。この命の入り口を扱う歯科だからこそサプリメントが重要になってくるのです。
情報提供:株式会社ヘルシーパス


歯科はサプリメントと相性が良い 不定愁訴の相談を受けることも多い内科や、女性外来の先生、また、アンチエイジングを掲げるクリニックでサプリメントの活躍する機会が多いのは、容易に想像ができます。でも、実は歯科にも、サプリメントをお使い頂くうえで、他の診療科にはない「歯科ならでは」のメリットがあるのです。

口腔内の定期的な観察で生活習慣病を防ぐ 歯科は、患者様の粘膜や歯肉を直接目視することができ、また、通院頻度も多いので、患者様の体調の変化や、生活習慣病の予兆を発見できる可能性が高いといえます。 例えば、歯茎の様子で、貧血や血行障害を推測できたり、歯周病の様子で、糖尿病、動脈硬化、高血圧を疑うこともできます。また、舌の性状を診ることで感染症や胃腸機能の低下・貧血・薬の副作用などを考えることができます。さらに、歯科では、歯茎や歯周ポケットの深さのチェックや、唾液の緩衝能を測定することがあります。これらは、予防歯科として行われることが多いのですが、この検査結果をサプリメントによる栄養補給の効果判定にも利用することができるのです。

病気でなくても来院、予防にも関心が高い 歯科は、他の診療科と異なり、病気ではない方も来院する(クリーニング、矯正等)ことが多い診療科です。病気であれば、治療のための第一選択は医薬品になりますが、病気ではなく、あくまでも予防の場合には、医薬品ではなく、サプリメントを勧めることも不自然ではありません。また、歯科では、音波歯ブラシやキシリトールガムなど、物販をすでに経験しているところも多く、ホワイトニングやオールセラミックスなど、自由診療の経験も他の診療科に比べるとかなり豊富です。

バイオガイヤジャパン株式会社、ヘルシーパス株式会社、アスタリール株式会社が製造している医療機関専用サプリメントを主として取り扱っています。

野菜や果物自身も栄養不足
上の表は、文部科学省が発行している日本食品標準成分表のデータを基にら・べるびぃ予防医学研究所が作成した『食品成分比較表』です。1950年に比べて、野菜・果物のミネラル含有量がいかに減っているかが一目瞭然です。たとえば赤色で囲った鉄分については、にんじんで-90%、ほうれん草で-85%、りんごで-99%も減少しています。現代の野菜や果物の栄養素がこんなにも減少した原因は、土壌中のミネラル減少や品種改良(にがみを減らして、甘みを増やす)のためであると考えられます。ビタミンやミネラルの摂取量の不足は、食生活の欧米化や、野菜そのものに含まれる量の低下、添加物の多い加工食品の普及などが原因です。それを補うのが良質のサプリメントです。

医療のプロの推薦は強力 よくご存知のとおり『口腔は健康のバロメーター』とも言われます。口腔内をじっくり、且つ、頻繁に観察することのできるのは歯科医師だけです。これからの歯科医師は、そのメリットを活かし、ブラッシングやフッ素塗布などの予防活動に加え、食生活の指導や、生活習慣病の予兆のチェックなども取り入れ、患者さんの「健康の番人」「予防医学の窓口」になっていかねばなりません。

当院では、数あるサプリメントの中から安心して摂取していただけるように、医療機関専用の高品質で効果的なサプリメントを厳選して提供させていただきます。

● サプリメントの基礎知識

サプリメントの基礎知識についてご紹介します。


そもそもサプリメントって何? サプリメント( Supplement)は、もともと「補助・補完」という意味の言葉です。アメリカでは「ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ハーブなどの栄養成分を1種類以上含む栄養補給のための製品」と定義しています。日本では、アメリカのような明確な定義はありませんが、カプセルや錠剤などの形状の栄養補助食品をサプリメントと呼んでいます。日本では食品に分類されています。

どのような種類があるの? サプリメントに配合されている成分は、次の通りです。

ビタミン・ミネラル ビタミン・ミネラルは、微量栄養素ともいわれ、ヒトが生きていく上で外部から取りいれなければならない基本の栄養素です。直接エネルギーにはなりませんが、体の活動(代謝)に欠かすことができず、車に例えると、潤滑油のような働きをしています。現代の私たちの生活では不足しがちで、サプリメントを利用する際には、最も優先されるべき栄養素です。
アミノ酸
(タンパク質)
アミノ酸はタンパク質を構成する単位です。タンパク質は普通は食事から十分摂取できますが、不足分や単体のアミノ酸はサプリメントで補給します。
脂質 脂質には亜麻仁油、DHA、EPAがあります。また、現代では、脂肪酸の摂取バランスが乱れており、不足しがちな脂肪酸はサプリメントで補給できます。
食物繊維 食物繊維は、第6の栄養素と呼ばれています。
ファイトケミカル 主に植物に含まれている栄養素で、ポリフェノール、カロテノイド、イソフラボン、カプサイシンなど、色素や匂い、苦味の元となるものが多いです。
乳酸菌 善玉菌である乳酸菌を補給するためのサプリメントもあります。
ハーブ イチョウ葉、セントジョーンズウォート、エキナセアなどあります。天然由来ですが、誰もが毎日摂取するというよりは、必要な方が必要なときに摂取すべき成分です。
その他の準栄養素 サプリメントの成分には、他にもコンドロイチン、グルコサミン、核酸、クエン酸、コラーゲン、青汁などがあります。コマーシャルや広告で話題になることも多いですが、基本的な栄養素が整っていれば、摂取の優先順位は低いものです。

サプリメントの優先順位と正しい利用法 世の中には、まさに星の数ほどのサプリメントがあります。これらの中から、自分が使うサプリメントを選び出すのは、専門家にとっても大変な作業です。
とはいえ、幾多のサプリメントも ①全ての人に必要な基本的な栄養素の補給を目的にしたもの ②特殊な機能性を持つ成分を摂取するもの の二つに分けることができます。
これらのうち、まず手にすべきなのは、基本的な栄養素「ビタミン&ミネラル」です。 ビタミン&ミネラルは派手さはありませんが、私たちの体内の様々な活動を支え、全ての人間にとって必要な物質であり、長期間の研究によって、有効性や安全性に関するデータの蓄積も豊富なものです。
多くの場合、消費者は魅力的なキャッチコピーの新製品を、マスコミの健康情報や広告によって購入しがちですが、センセーショナルな広告は、本来不要な物を販売する必要性から行われていることが多いものです。魅力的な広告に惑わされず、優先順位の高いものから選んで摂取するのが、体にも、お財布にも優しいサプリメントの利用方法です。
※サプリメントでも、栄養素の補給はできますが、「食事」の替わりにはなりません!!

● プロバイオティクス

情報提供:バイオガイアジャパン(株)


プロバイオティクスとは?プロバイオティクス(Probiotics)とは、それらを含む製品、食品のことと定義されています。プロバイオティクスは、乳酸菌、ビフィズス菌などが、ヨーグルトや乳酸菌飲料、整腸薬、サプリメントなどで利用されています。

腸内細菌叢(フローラ) 私たちの腸内には約500~1000種類以上、100兆個もの細菌が棲みついており、この数は、人体を構成する総細胞数(約60兆個)を上回っています。
腸内細菌は、種類によって人体に良い作用をもたらすもの(善玉菌)、悪い作用をもたらすもの(悪玉菌)、どちらにもなるもの(日和見菌)があります。これらのバランスは、一人一人で異なり、同じ方でも、食生活やストレス、医薬品、生活スタイル、年齢などによっても変化します。
一般的に、私たちが健康な時は、善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌等)が優勢な状態でバランスが保たれています。善玉菌は、乳酸や酪酸などの短鎖脂肪酸を生成し、腸内のphを酸性にすることで悪玉菌の増殖を抑えていますが、体の不調、食事や環境の変化、ストレス、加齢などの影響で、悪玉菌(ウェルシュ菌、ブドウ球菌、連鎖球菌等)が増えてくると、このバランスは乱れてきます。

善玉菌の代表格「乳酸菌」 プロバイオティクス(善玉菌)の代表と言えば、「乳酸菌」です。乳酸菌とは、糖を分解して「乳酸」を生産することによってエネルギーをつくる細菌の総称で、多くの種類があり、ビフィズス菌も乳酸菌の一つです。

乳酸菌の働きと問題点 乳酸菌やビフィズス菌は、腸内で乳酸、酪酸を生成します。
但し、乳酸菌は、熱や酸に弱いことが多く、生きたまま腸まで届きにくいことや、製造や保管の過程で生菌数が減少していくなどの問題があり、性能の維持が難しい原料と言えます。また、前述のように、私たちの腸内環境は、一人一人異なるため、自分の腸と相性のよい菌を探すのは、簡単ではありません。そのため、乳酸菌やビフィズス菌は、複数の種類を摂った方がより効果的と言われています。

プロデンティス(L.ロイテリ菌)とは? プロデンティスとは、バイオガイア・ジャパン社が、「バクテリアセラピー」理論に基づいて作った乳酸菌サプリメントで、熱や酸に強いL.ロイテリ菌を含有しています。


「バクテリアセラピー」とは、特定のプロバイオティクス乳酸菌の力を利用する新しい手法です。天然乳酸菌のみを使用するので、未熟児から小児まで健康な子供も、病気を患っている子供も安心して取り組むことができるのが大きな特徴で、ヨーロッパでは小児科を中心に医療現場で積極的に使用されています。

プロデンティスに使用される乳酸菌「ラクトバチルス・ロイテリ菌(Lactobacillus Reuteri)」は、もともとヒトの母乳内に常在し、母乳から子供の体内に入って定住しています。ロイテリ菌は、母乳を飲んで育っている赤ちゃんを科学していく過程で発見された天然のプロバイオティクス乳酸菌です。

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