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院長・スタッフブログ

歯石を取ったら歯と歯の間にすき間が・・・!これって大丈夫?

歯石除去は、お口の健康を守るために欠かせない処置です。歯科衛生士が超音波器具を使って固くこびり付いた歯石を丁寧に取り除くことで、歯周病の悪化リスクを防ぎます。この歯石除去の処置を受けたあと、歯と歯の間にすき間が生じることがあり、びっくりする方もいらっしゃいます。このすき間、心配ないのでしょうか。

歯周病悪化の原因となる歯石

今では歯を失う原因のトップとも言われている歯周病ですが、原因は磨き残しからくるプラークです。歯石は、プラークが石灰化したもので歯と歯の境目にこびりつく、固い物質です。歯石はざらざらしており、例えるなら軽石に似ていると言えます。

石灰化した歯石そのものは毒素を出すなどといったことはありません。しかし、歯石をそのままにしておくことで、歯周病のリスクは悪化します。というのも、固くこびりついた歯石は、新たなプラークが溜まりやすく、歯周病菌の棲み処、活動の場になるからです。溜まった歯石の上にプラークが蓄積されることで、歯周病のリスクがどんどん悪化してしまうのです。

 

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歯石除去をしたあとの状態

定期的に歯石除去を行っている方はほとんど感じないと思いますが、初めて歯石除去を受けた方や、何年ぶりかに歯石除去を受けた方は、処置後のお口の中の感覚に戸惑いを感じることがあるかもしれません。特に下の前歯の裏側(舌側)は唾液の流れの関係上、歯石が溜まりやすく、中には歯が歯石で半分以上覆われている方もおられます。今まで頑固に付着していた歯石をきれいに取り除くことで、歯と歯の間がスースーするような感覚に、何となく不思議に感じるのかもしれません。

またたくさんの歯石を取り除いたことで、歯と歯の間にすき間ができてしまうことがあります。これは決して歯を削ったことによるものではありません。歯周病によって徐々に歯ぐきが下がり、歯を覆っていた歯石を取り除いた結果によるものです。つまり、歯と間違うほどの大量の歯石だったということなのです。

このすき間ですが、歯ぐきが腫れている場合、2、3日の間に歯ぐきが引き締まってくることがほとんどです。歯ぐきが引き締まると歯周ポケット数値も改善し、歯周病菌が活動しにくい環境が作り出されます。

 

歯周病治療のためには定期検診が大切!歯周病の詳しい内容はこちら

 

定期的な歯石除去や定期検診は必要不可欠

歯周病は、痛みなどの自覚症状をほとんど感じないまま症状が進行してしまいます。毎日の歯磨きは歯の健康維持の基本ですが、歯磨きだけでは落としきれない汚れがプラーク、そして歯石を作る原因となってしまいます。歯周病の悪化を防ぐためにも、定期的な歯石除去や定期検診は、必ず受けるようにしましょう。

 


2020年8月7日 1:49 PM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 歯周病

デンタルフロスを活用しましょう!

歯と歯の間に溜まった汚れを取り除くのに大変便利なデンタルフロス。歯ブラシの毛先では取り除くのが難しい汚れやプラークをを取り除くのに欠かせません。しかしデンタルフロスの使用率は、歯ブラシに比べてはるかに劣っています。今回はデンタルフロスの必要性と、その良さを再確認してみましょう。

歯に残る汚れの三大原因とは?

歯や歯ぐきの健康に影響を与えるむし歯と歯周病の原因は、プラークです。プラークはお口の中に残る汚れに細菌が寄り付いて作り出した、最近の塊です。

汚れをきちんと落とし、お口の中を清潔にすることで細菌の働きを抑制することでお口の健康を維持しますが、汚れが残ったままだと細菌の活動が活発になり、大好きな糖分を主食としてプラークを作ります。そこへ虫歯菌や歯周病菌が寄り付いて酸や毒素を出し、歯や歯ぐきにトラブルを引き起こすのです。

むし歯や歯周病を防ぐためにはプラークの元になる汚れをキレイに取り除くことが予防策となります。ではお口の中に残る汚れの三大部位について再確認しましょう。

・歯の溝(大臼歯の歯の溝の部分)

・歯と歯ぐきの境目

・歯と歯の間

この3か所が、汚れが残りやすくプラークに変化しやすい場所です。

 

目に見える歯の溝、歯と歯ぐきの境目に比べ、目では確認しにくい歯と歯の間

大臼歯の溝や、歯と歯ぐきの境目に残る汚れは、ご自身で鏡を見て確認しやすいため、比較的意識して歯磨きを行うことができます。しかし歯と歯の間に残る汚れは目で確認しにくいため、どうしても汚れが残りやすくなってしまいます。

また歯ブラシだけでは取り除くことが難しいため「フロスまで使うのは面倒」と思う方も多いでしょう。

しかしむし歯、特に大人のむし歯は臼歯部よりもむしろ、歯と歯の間から生じやすいのが特徴です。自分では気づきにくいため、歯医者に行って初めて気づく方がほとんどです。

 

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デンタルフロスを使って、歯の健康を守りましょう。

歯と歯の間に残る汚れを取り除くのが、デンタルフロスです。歯間ブラシももちろん活用できますが、歯と歯のすき間が狭い部位は入らないため、全ての部位に使用できるフロスは万能と言えます。そしてフロスを使うことで、むし歯や歯周病の予防効果が格段にアップすることを忘れてはいけません。

と言うのも、歯ブラシだけを使用した場合の汚れを落とせる率は約60%に対し、フロスを使うことで80%までアップすることができるからです。

歯ブラシは、「歯に付いた汚れを落とす道具」に対し、フロスおよび歯間ブラシは「歯と歯の間に残る汚れを落とす道具」のため、その効果は全く違うというのがおわかりいただけるでしょう。毎食後は時間的にも難しいと思うので、寝る前の歯磨き時に一日の汚れをしっかり落とすことをお勧めします。

 

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お口の中をキレイにするのは、歯ブラシだけではありません。フロスを併用しながら、むし歯や歯周病からお口の健康を守るようにしましょう。

 

 

 

 

 

 


2020年7月20日 12:37 PM | カテゴリー: むし歯, 歯周病

再治療また再治療・・・気づけば歯がほとんどなくなっていた!?

どの年代でも起こりやすいお口の中の代表的なトラブルといえば、むし歯でしょう。むし歯は年代や老若男女問わず、お口の中に虫歯菌が存在する限り発症リスクを抱えます。そしてむし歯治療を行ったのに、数年後にはまた同じ歯がむし歯になり再治療・・・そして気が付けば、最初にむし歯治療をした歯がほとんどなくなっていてびっくり・・・!こんな経験をした方は少なくないかもしれません。それは歯は削れば削るほど歯が悪くなるからなのです。

むし歯は削って治す・・・?

むし歯と診断された場合、そのほとんどはむし歯部分を削ってレジンを詰めて修復されます。やや深いむし歯の場合は歯型を取り、インレーという詰め物を詰めて修復します。

むし歯になっている部分を削って詰めて、治療は終了してホッとなさることと思います。しかしここからが、歯を失うかもしれない怖さのスタートであることは、まだ知らない方も少なくはないでしょう。

一見キレイに修復されたように見えても、歯を削って詰めると、レジンなどの歯科素材と歯との間には目に見えないほどの段差が生じます。そのわずかな隙間を塗って虫歯菌が侵入し、何年後かにはむし歯が再発してしまいます。

そして同じように歯を削って修復・・・というサイクルが繰り返されています。

 

削り治療を繰り返すことで、迎える最終的なゴールとは?

歯を削るといった治療法で再治療を繰り返すと、当然のことながら歯質はだんだん薄く少なくなっていきます。そして気が付けば「残念ながら歯を残すことは難しいです」と宣告されてしまう可能性が高くなります。今まで歯を治すための治療を行ってきたのが、反対に歯を失うという事実を突きつけられたとき、どうすることもできずに諦めの境地に陥ることと思います。

なぜなら「歯はいちど削ると二度と元に戻らない」からです。

このように、歯を削る治療を繰り返すことは、最終的に歯を失う可能性が高くなってしまうのです。

 

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歯を長持ちさせるコツ・・・むし歯はできるだけ削らない!

むし歯治療は削って詰める、というのがほとんどの方の概念だと思います。しかし大切な歯を再治療によって失わないためにも、むし歯はできるだけ削らない治療を行うのがベストです。

その代表は「ドックベストセメント」という方法です。むし歯の部分だけを削り、ドックベストセメントを充填します。ミネラルの作用により歯が再石灰化される効果があるため、余分な歯を削ることなくむし歯治療を行うことができる、新しい治療法です。

その他にもレーザーを用いたむし歯治療など、今は歯をできるだけ削らない方法が主流となっています。むし歯かも?と思ったら、歯をできるだけ削らない治療法を提供している歯科医院を探してみることをお勧めします。

 

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2020年7月9日 7:50 AM | カテゴリー: むし歯, ドックベストセメント

唾液は大切!もし唾液分泌が減ってしまうと・・・?

普段気にすることはあまりない唾液。お口の中を常に潤している唾液は、お口の健康と体の健康にとってとても大切な役割を持っています。ところが何らかの原因で唾液の分泌が減少すると、様々な悪影響が出てしまいます。今回は唾液の役割について注目してみましょう。

唾液が持つ役割について

健康な状態では、お口の中は常に唾液で潤っています。では唾液にはどのような役目があるのでしょうか。

・食べ物をスムーズに飲み込む役目・・・咀嚼によってすり潰した食べ物が唾液と混ざることで、スムーズに飲み込む手助けをします

・消化を助ける役目・・・唾液中に含まれる酵素により食べ物の消化を助けます

・歯の再石灰化の促進・・・酸によって歯の表面から溶けだしたミネラルを補給し、歯の再石灰化を促します

・細菌を洗い流す役割・・・口腔内に存在する細菌を殺菌します

・虫歯菌の中和・・・虫歯菌が出す酸を中和し、むし歯になりにくくします

このように、唾液には非常に多くの作用があり、お口の中の健康を助けていることがわかります。

 

当院のむし歯治療について詳しい内容はこちら

 

唾液分泌が減少すると?

では唾液が少なくなると、どのようなことが起きてしまうのでしょうか。

・むし歯ができやすい・・・虫歯菌を中和する作用が低下し、虫歯菌の活動が活発になります

・歯周病が進行しやすい・・・唾液には抗菌作用がありますが、唾液の分泌が減ると抗菌作用も低下し、歯周病菌が繁殖しやすくなります

・カビが繁殖する・・・唾液分泌が少なくなるとお口の中が乾燥し、元々口腔内に存在するカンジダ菌などのカビが増殖してしまいます

・口臭がきつくなる・・・唾液が少なくなると、唾液が持つ殺菌効果が低下し、口腔内の細菌が増殖して口臭の原因となります

・口内炎ができやすくなる・・・唾液が減少してお口の中が乾くと、舌や内頬の粘膜などに傷がつきやすくなり、口内炎ができやすくなります

このように、唾液が少なくなるとお口の健康に様々な影響が出てしまいます。

 

歯周病は大丈夫?歯周病チェックリストはこちら

 

唾液分泌が減少する原因とは?

ではなぜ唾液の分泌が減ってしまうのでしょうか。その原因は次のようなものが考えられます。

・加齢によるもの・・・年齢を重ねるにつれ、口の周りの件肉の低下などにより唾液分泌が減っていきます

・ストレス・・・唾液分泌は自律神経によって支配されているため、ストレスを感じると唾液の分泌が抑制されることがあります

・生活習慣によるもの・・・よく噛まずに食べる、喫煙など生活習慣が原因で唾液が減ることもあります

・薬の副作用・・・飲んでいる薬によって唾液が出にくくなることがあります

・口呼吸・・・口で呼吸をする口呼吸は、唾液減少の大きな原因です

常に唾液で潤っていることが大切

唾液にはとても大切な働きがあり、唾液分泌が減ると、様々な弊害が出ることをお伝えしました。よく噛み、唾液がしっかりと出るよう意識して食事をしましょう。唾液が出にくい場合、原因に応じた対策を取ることが必要となります。もし唾液が出にくいと感じたら、まずはかかりつけの歯科医師に相談してみましょう。

 

 

 

 

 


2020年6月22日 7:24 AM | カテゴリー: むし歯, 口腔から全身の健康へ

歯の健康週間と歯周病の予防

6月4日から10日は、歯の健康週間です。むし歯や歯周病などから歯やお口の健康を守るためには、普段から口腔内のコンディションを把握しておかなければいけません。特に歯周病は痛みをあまり感じないまま症状が悪化するため、注意が必要です。今回は、歯周病のサインについて改めてお話をいたします。

歯周病の自覚症状はなくても、サインは出ています

歯周病はむし歯と違い、痛みがあまり出ません。むし歯の場合、症状が軽くても穴が開いている、少ししみるなどの症状が出るため、気づきやすいのが特徴です。

しかし歯周病の場合、食事中の痛みなどをあまり感じません。そのため歯周病になっていても気付かないことが多く、気が付いた時にはかなり症状が進行していることがほとんどです。

自覚症状がないことから気づきにくい歯周病ですが、実は歯周病であるサインは出ているものです。そのサインとは・・・

・歯磨き時の出血

・歯肉が赤くなり、腫れている

この2点は歯周病の代表的な初期症状です。歯肉炎も同じような症状が起こりますが、歯肉炎が悪化すると歯周炎(歯周病)へ進行してしまいます。

 

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悪化すると全身の健康が脅かされることも

歯周病は「サイレント・ディジーズ(静かなる病気)」「サイレント・キラー(静かなる殺し屋)」とも言われており、静かに静かに病気が進行していきます。気が付けば歯ぐきの腫れと出血だけでなく、歯周病菌によって歯槽骨が吸収され、歯を支えられなくなってしまいます。その結果歯を保存することができず、歯を失ってしまうことになります。

そしてそれ以上に怖いのが、全身の病気とかかわりがあることです。むし歯もそのまま放置すると、虫歯菌が血管に入り込んで蜂窩織炎などを引き起こすことがありますが、歯周病の場合、糖尿病や脳梗塞など、生活習慣病をhき起こす可能性があることが報告されています。特に糖尿病に関しては、歯周病と相互関係にあり、糖尿病の人は歯周病になりやすく、歯周病の人は糖尿病リスクが高まるとも言われています。

歯周病治療にも!当院のレーザー治療についてはこちら

 

毎日の歯磨きと定期検診で、お口の健康を維持しましょう

歯周病を防ぐための基本は、毎日の歯磨きと定期検診です。お口の中だけでなく、全身の健康にも深く関わる歯周病のサインを、普段の歯磨きから見逃さないようにすることが大切です。6月4日から10日までは歯の健康週間です。日本人の平均寿命は世界から見ても長寿王国と言われていますが、残念ながらお口の健康に関しては、先進国に遠く及びません。歯の健康週間デーからお口の健康を見直し、予防に努めましょう。

 


2020年6月8日 9:37 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 歯周病

次亜塩素酸水噴霧に関して

 経済産業省は、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の見解として、次亜塩素酸水として販売されている製品は、製法(電気分解、混和等)や原料が明記されておらず、液性をpH値によって明記しないものも多く、安全性も根拠不明なものが多いとして、安全性が不明な次亜塩素酸水での噴霧除菌は控えるよう、注意を促しています。ネットで販売している次亜塩素散水の中には、次亜塩素酸ナトリウム水溶液を水で希釈したり、酸でpHを調整したりしたものもあるので空中噴霧すると危険なことがあります。

 当院で使用している医療用次亜塩素酸水(POICウォーター)は院内の設備で生成しています。製造原料・製造方法・保管方法などは株式会社エピオスが定めるルールを遵守しているため、空間噴霧しても問題がないことを確認しています。

正しい電気分解法で作られた次亜塩素酸水を使用した場合の噴霧除菌に関しては、岡山大学医学部の研究および北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターの研究で、その効果と安全性が確認されています。

『ラットにおける噴霧弱酸性次亜塩素酸水吸入による血液一般及び生化学値に及ぼす影響』三宅真名, 那須玄明, 山下光治(エイチ・エス・ピー), 倉林譲(岡山大医 動物実験施設)
『次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm・電気分解方式による)の新型コロナウイルスに対する不活化に関する実証試験』玉城英彦(北海道大学名誉教授)、北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター


2020年6月1日 2:06 PM | カテゴリー: 次亜塩素酸水

被せ物は、絶対自費のほうがいいのですか?

神経まで進行してしまったむし歯の場合、根の治療を終えた後に土台を立てて被せ物を被せます。この被せ物には保険適用のものと自費のものがありますが、絶対に自費のほうが良いのでしょうか。

保険と自費の違いは、素材と費用だけ?

むし歯になり、被せ物が必要になった場合、素材に迷うことがあります。保険適用のものは費用が安いというメリットがあります。しかし保険治療の場合、使用できる素材が限られています。目立つ前歯は表側が白いレジン、裏側が金属になります。4,5番目の小臼歯では、CAD/CAM冠という白いハイブリッドセラミックが選べますが、歯を削る量が多い場合、強度の面から銀歯になってしまうことがあります。また奥歯の場合、保険では銀歯になります(条件付きで下顎の6番目の歯にCAD/CAM冠が適用できるようになりました)。

自費素材は、セラミッククラウンやジルコニアセラミッククラウン、e-maxなど色々な種類があり、セラミックの種類によって適している部位はあるものの、いずれも部位の制限はありません。審美性に優れていることは誰もが知るところであり、自費素材ゆえに高額費用であることも、よく知られています。

では保険と自費の素材の違いは、素材と費用だけでしょうか。

 

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二次カリエスのリスクが低いのは自費素材

結果から言えば、保険素材よりも自費素材のほうが二次カリエスのリスクは低くなります。と言うのも、歯と補綴物の接着方法と接着性が異なるからです。自費のセラミックの補綴物は歯との密着性がよいため、細菌が入り込みにくく、二次カリエスになりにくいと報告されています。保険の素材は表面がザラザラしておりプラークがつきやすいこと、歯との接着性がそれほど良くないため、唾液によってセメントが流れ出しやすく、虫歯菌が入り込んで補綴物が浮き上がってしまいやすくなることから二次カリエスリスクが高くなります。

審美面だけでなく、耐久性から考えても自費素材のほうが長持ちはすると言えます。

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お口の健康を維持する環境が大切

自費素材だから絶対にむし歯が再発しないという保証は残念ながらありません。むし歯リスクを低減できても、ゼロと断言はできないのです。むし歯治療後で大切なことは、むし歯の再発を防ぐことです。歯はいちど削ると常に再治療のリスクを背負うことになります。というのも、どれほど精密に修復しても、天然歯には適わないからです。例えば部屋の壁紙を想像してみて下さい。壁紙の一部が破れたり剥がれてしまったら、接着剤をつけたり、同じ素材や模様のものを張り付けたりしますよね。しかし何年か後に、修復した部分が再び剥がれてしまい、また修理が必要になる・・・歯の治療も似ています。修復物は修復物です。大切なことは、治療した歯が再びむし歯にならないよう、常にお口の環境を整えることです。そのためには定期検診は欠かせません。ご自身の歯を長持ちさせるためにも、普段からお口の中のケアは入念に行い、定期検診は必ず受けるようにしましょう。

 

 

 


2020年5月18日 9:09 AM | カテゴリー: 保険と自費, 歯科材料

歯周病は何歳から?子どもは歯周病にならない?

歯周病は、今では生活習慣病と位置付けられ、歯周病用の歯磨き剤のCMを見ない日はありません。歯周病の主な症状は歯ぐきの腫れと出血です。この症状は子どもにも見られますが、子どもは歯周病にならないのでしょうか。また歯周病とは何歳からなるものなのでしょうか。

歯周病は、歯を支える歯周組織に起こる炎症の総称

昔は「歯槽膿漏」と呼んでいた症状を、今は「歯周病」と表現することがほとんどです。歯周病とは、歯を支える組織、つまり歯ぐきや歯根膜、そして歯槽骨などに起こる炎症のことを言い、歯肉炎と歯周炎に分けられています。歯肉炎は、歯ぐきに起きる炎症で、歯ぐきの腫れと歯磨き時の出血を伴います。

いっぽう歯周炎は、歯肉炎が悪化して歯を支える歯槽骨に吸収が見られる症状を言います。歯周炎には軽度歯周炎、中度歯周炎そして重度歯周炎に分けられます。軽度歯周炎は歯ぐきの腫れや出血、歯周ポケット数値が3ミリ程度と歯肉炎が少し進行した状態で、適切なブラッシングと歯石除去、クリーニングで十分改善が見込めます。

中度歯周炎になると、歯ぐきの腫れと出血に加え、歯周ポケット数値が4~5ミリと数値が上がります。炎症が少しずつ歯槽骨へ広がっており、歯ぐきが下がってきます。また口臭がきつくなるなど、自覚症状が少しずつ出始めます。歯が揺れているかどうかを測る「動揺」という検査でも、少し揺れが確認できるなど、症状が悪いほうへと進んでいることがわかります。

そして重度歯周炎まで症状が悪化してしまうと、歯ぐきが腫れて痛みを感じ、噛むことが辛くなります。歯周ポケット数値は8ミリ以上と、かなり高い数値になってしまいます。中には12ミリなど、目を疑うような数値の方もいらっしゃいます。ここまでくると歯槽骨の吸収がかなり進み、歯を支えることが困難な状態になります。指で触っても歯がグラグラしているのがわかり、他人からは「口臭がひどい」など指摘されるようになります。これは炎症を起こした歯ぐきに膿が溜まり、悪臭を放っているからです。この状態を「歯槽膿漏」と言い、残念ながら歯を残すことは非常に難しくなります。また歯周炎は全身の健康にも悪影響を与えるとも言われており、健康面から考えてもリスクが高い病気だと言えるでしょう。

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子どもは主に歯肉炎、20代から歯周炎に進行することも

一般的に、お子さんは歯周炎まで進行することはあまりありません。しかし歯ぐきの炎症は比較的低年齢から見られます。これは歯や歯ぐきの境目に付いた汚れがきちんと落とせていないことから、歯ぐきが腫れてしまうのです。思春期のお子さんは特に「思春期性歯肉炎」という、主にホルモンバランスの影響によって歯肉炎が起きやすい状態となります。歯肉炎の場合、適切なブラッシングと歯科医院での定期的なクリーニングにより改善することができます。

しかし成人になると、歯周炎のリスクが少しずつ高まります。早い方は20代で歯周病、つまり歯周炎と診断される方もいらっしゃいます。いちど歯周炎になると改善することはなかなか大変です。年齢を重ねるにつれ、歯周炎のリスクが高くなり、気が付けば歯がなくなっていた、なんてことになりかねません。

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基本的にお子さんは歯肉炎で治まることがほとんどですが、年齢が上がるにつれ、だんだん歯周病のリスクが高くなります。年齢に関係なく、お口の中を常に清潔にしておくことが何よりも大切です。

 


2020年5月8日 8:55 AM | カテゴリー: 歯周病, 歯周病と全身疾患の関係

口腔ケア用次亜塩素酸水(POICウォーター)

次亜塩素酸とは殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電気分解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液です(厚労省HPより)。

現在消毒用アルコールの不足のため代用品としてしばしばネットなどに登場するのが次亜塩素酸ナトリウム水溶液(ハ〇ターなど)の希釈物ですが、これは次亜塩素酸水とは全く別物で使用方法を誤ると体調を崩すことがありので要注意です。

当院で扱っている次亜塩素酸水(POICウォーター)は、純水と高純度の塩を電気分解して製造された体に安全な水溶液です。口の中に入れても安全です。POICウォーターを10ml程度口の中に含みグチュグチュとゆすぐことで口の中のたんぱく汚れがなくなり、その後歯周病菌や虫歯菌を退治してくれます。定期健診で歯石除去をすることはとても重要ですが新型コロナウィルスによる肺炎が流行している現在ではなかなか歯科医院に行くことができませんよね。そのような場合のためにPOICウォーターを家の中で使ってもらえれば口腔内を常に清潔にすることができ、ウィルスに対する抵抗力も上がるということになります。POICウォーターは口腔ケアだけでなく20~30倍に希釈してスプレーでドアノブや下駄箱に噴霧してもらう使い方もできます。消臭効果もあります。

当院の患者さんの場合、受付に来てもらえれば次亜塩素酸水(POICウォーター)をお渡しすることができます。容器が空になった場合は、中身だけを足すことができます。
・500mlボトル:販売価格(1本)3,000円(税別)
・詰め替え:販売価格(1本)2,000円(税別)


2020年4月23日 12:44 PM | カテゴリー: お知らせ, 口腔から全身の健康へ

体の健康を維持するためには、まずしっかり噛めること

コロナウイルスが猛威を振っており、日常生活において心配な毎日が続いています。インフルエンザなど他のウイルスもそうですが、ウイルス感染のリスクを低減するためには物理的なウイルス対策はもちろんのこと、抵抗力をつけておくことが非常に重要です。その基本になるのが「食べること」であり、しっかり噛める口腔内環境にあることが何よりも大切なのです。あなたのお口はしっかり噛める環境ですか?

よく噛めない原因その一・・・むし歯

むし歯になるとまず歯が痛くなります。痛くなると噛んだり飲んだりすることが辛くなり、食事に影響が出てしまいます。

むし歯の症状は、少ししみる程度から激痛まで様々で、症状に応じた治療を行うことで噛む機能を改善できます。当然、早期発見と症状が悪化してから治療をするのとでは、歯が残る量や、歯の予後も大きく違ってきます。またむし歯をそのまま放置すると歯がすっかり溶け、根っこだけになってしまいます。この状態では土台を立ててクラウンを被せる治療はできず、ほとんどの場合抜歯になります。入れ歯やブリッジなどで噛む機能を回復させる治療は歯を抜いてしまうと、よく噛めなくなります。このように、むし歯になることでよく噛めなくなってしまうことがまず挙げられます。

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よく噛めない理由その二・・・歯周病

歯周病になると、まず歯ぐきが腫れてきます。歯そのものが痛いわけではないので、食事にそれほど苦痛を感じない方もいらっしゃいますが、そのまま放置すると、歯周病菌によって歯を支える組織が影響を受け、噛むたびに痛みを感じるようになります。むし歯の痛さとは少し違うため、歯周病とは思わずに過ごしてしまうと症状がどんどん悪化してしまいます。その結果歯槽骨が吸収され、歯がグラグラになって噛めなくなってしまいます。最終的に歯が抜けてしまうか、保存不可で抜歯になってしまいます。

さらに歯周病のやっかいなところは、一本の歯だけに症状が起きるむし歯と違って、歯を支える組織全体に症状が出るため、一本の歯だけでは済まないところです。歯周病と診断された場合、顎の骨が吸収されて薄くなっており、他の歯も歯周病の症状が出ていることがほとんどです。

歯周病によって歯を失ってしまうと、当然噛むことが辛く、食事に影響が出てしまいます。

 

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むし歯や歯周病からお口の健康を守ることは、強い体を作る基本です

食べることは、健康な体作りの基本です。そのためにはむし歯や歯周病からお口の健康を守り、よく噛めるお口の中の状態を維持することがとても大切です。病気に負けない体づくりのためにも、お口の中の健康維持に努めましょう。

 


2020年4月20日 7:18 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 歯周病と全身疾患の関係



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