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院長・スタッフブログ

歯が揺れ始めてしまった・・・もう手遅れ?

今までむし歯知らず、これまで歯医者なんてかかったことがなかったことが自慢だったのに、最近歯が揺れ動き始めた・・・。こんな症状を訴える方は決して少なくありません。意を決して歯科医院を受診した結果、歯周病と診断されてショックを受けてしまうことでしょう。では歯周病によって歯が揺れ動き始めたら、もう抜けるのを待つしかないのでしょうか。

 

気づけば歯がグラグラ・・・これが歯周病の怖さ

歯周病は、痛みがサインであるむし歯と違い、痛みはあまり感じません。歯周病の主な症状は歯ぐきの腫れと出血ですが、これは歯肉炎でも起こります。ちょっと歯ぐきが腫れてるけど痛くないし、すぐ治るだろう・・・とそのまま放置した結果、歯周病が進行し、痛みや歯の揺れなどの症状が出てきたときは、歯周病はかなり進行した状態です。歯周病の怖さは、痛みをあまり感じないまま症状が進行してしまうことです。歯ぐきの腫れや出血以外に、口臭がきつくなった、膿が出始めた、歯がぐらぐらするといったような症状が見られる場合、歯周病がかなり悪化しているサインです。歯周病は一本の歯だけに起こるわけではなく、お口の中全体の症状が起こります。そのため気が付かないまま症状が悪化し、気が付けば歯がぐらぐらで抜け落ちてしまった、などのいう結果を引き起こすのです。

 

歯が揺れ動き始めたら、もう諦めるしかない?

歯がグラグラと動き始めると、もう歯を残すことができないんじゃないか、と心配なさることでしょう。しかしまだあきらめるのは早いです。多少の揺れ方なら歯石除去を行い、これまで蓄積されてきたプラークや歯石除去を行って、歯ぐきの状態を改善することが可能です。歯槽骨の吸収が著しく、どうしても歯を保存することが難しいケースでは残念ながら抜歯となってしまいますが、多少の揺れの場合、歯周病治療を行うことで歯を保存することが十分可能です。まずはご家庭での丁寧なブラッシングと、歯科医院による歯周病治療をしっかりと行いましょう。歯石を取り除くことで歯ぐきが締まり、歯の揺れの進行を抑制することが期待できるため、諦めずにますは治療を受けることが大切です。いちど揺れ動き始めた歯を元に戻すことは難しいですが、症状を抑制し、現状維持に努めることで歯を長持ちさせることも可能な場合があります。

 

歯周病治療について詳しい内容はこちら

 

 

しかし歯医者通いは面倒くさい、抜けても気にしないなどとご自身のお口の中のことに関心が薄いと、歯周病はどんどん悪化し、最後には全て抜け落ちてしまう、抜歯となる可能性が濃厚なため、「もしかして歯周病・・・?」と思われるような症状が気になる場合、早めに歯科医院で診てもらうようにして下さい。

 

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2019年11月7日 4:26 PM | カテゴリー: 歯周病, 歯周病と全身疾患の関係

藤野さんBD

こんにちは! 藤野です。 今年も院長ならびにスタッフの皆さんに誕生日の御祝いをしていただきました。家族のように温かい皆さんに祝っていただけて毎年感謝の気持ちでいっぱいです。誕生日の11月3日(文化の日)は1年のうちで晴れる確率が2番目に高い日だそうです。私も晴れた青空のように爽やかな気持ちで、また1年頑張ろうと思います(^o^)


2019年11月5日 8:50 AM | カテゴリー: スタッフブログ

歯が抜けたままにしておくとどうなる?

誰でも大切な歯を失いたくはないものですが、不幸にも歯を失ってしまった場合、速やかに噛む機能を取り戻すための治療へと進む必要があります。ところが中には「歯が一本抜けたところで問題はない」とそのまま放置する方もいらっしゃいます。では抜けた部分を補わずにそのまま放置すると、どのような問題が起こるのでしょうか。

 

歯を失ってしまう原因とは

歯を失ってしまう原因は様々です。では歯を失う原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか。

・むし歯・・・虫歯菌によって歯が溶けてしまう病気です。いちど歯が溶け穴が開き始めると、自然治癒は見込めません。そのまま放置すると歯冠(見えている部分)はすっかり溶け、根っこだけになってしまいます。根っこだけになった歯は土台を立てることができないため、抜歯となります。

・歯周病・・・歯周病菌によって歯を支える歯周組織に炎症が起こる病気です。歯ぐきの腫れと出血が主症状ですが、むし歯のような痛みをあまり伴わないため、気が付けば顎の骨が吸収されて歯を支えられなくなり、抜け落ちるか抜歯となります。

・事故などのアクシデント・・・不幸にも交通事故などで口元を強く打ってしまった場合、歯や根っこが折れてしまうことがあります。根っこにヒビが入ると歯を保存するのが難しく、保存できないと判断された場合、歯を抜かなければならなくなります。

 

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2019年10月25日 7:24 AM | カテゴリー: インプラント, 入れ歯

むし歯は早期治療と予防が大切!

年齢や性別を問わず、お口の中で起きるトラブルで最も多いと思われるのが、むし歯です。むし歯は、虫歯菌による感染症で、虫歯菌が出す酸によって歯が溶ける病気で、症状が進行すると歯が全て溶けて、根だけになってしまいます。むし歯によって歯を失わないためには、早期治療と予防が欠かせません。

 

むし歯の原因について

「甘いものばかり食べているとむし歯になるよ」。幼いころにこのようなことを言われた記憶はありませんか?確かに砂糖をたくさん含んだ甘いものを食べすぎることは、むし歯の大きな原因となります。虫歯菌は砂糖が大好きで、砂糖を栄養源として酸を作り出し、歯を溶かしてむし歯を作り出します。

しかし、必ずしも甘いものだけがむし歯の原因ではありません。いくつかの要因が重なることでむし歯になってしまうのです。砂糖以外の要因とは主に次の事が挙げられます。

・砂糖を含む飲食物の摂取時間

・虫歯菌の数

・歯の質

・唾液の分泌量や質

このような条件が重なると、むし歯が作られてしまうのです。むし歯予防の基本は毎日の歯磨きですが、毎日頑張って歯を磨いてもむし歯になってしまう人は、根本的な原因を取り除く必要があると言えるでしょう。

 

早い段階で治療をすることが大事

むし歯の初期症状は、甘いものや冷たいものがしみることです。また歯の色が茶色く変色していることで、むし歯を発見することもあります。この段階で治療を受けておくと、歯の神経を取らずに済む可能性が高くなります。多くの場合、歯を削ってレジンという白い樹脂を詰めて治療を行いますが、数年後には詰めたレジンの部分が膨張・収縮により劣化し、そこから再びむし歯になる二次カリエスのリスクを伴います。

一方ドックベストセメント療法という治療では、歯を最小限に削り、ドックベストセメントを塗ることで虫歯菌を無効化して再石灰化させる新しい治療法です。ドックベストセメントによる治療は二次カリエスになりにくいというメリットがありますが、神経まで達してしまったむし歯には適用できません。

 

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むし歯にならないためには予防治療が最も重要です

むし歯になったかも・・・と自覚症状を感じた頃には、虫歯は既に進行しています。早期治療が大切と述べましたが、本当に重要なことは、むし歯にならないために定期的に予防治療を受診することです。予防治療を受けておくことで歯や歯ぐきの健康を維持し、早期発見にも繋がります。歯はいちど削ると常に再発のリスクを背負います。異常がなくても半年に一度は予防治療や定期検診を受診し、歯の健康維持に努めましょう。

 

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2019年10月12日 9:31 PM | カテゴリー: むし歯, ドックベストセメント

むし歯よりも怖い、歯周病

歯のトラブルの代表と聞くと、恐らくむし歯と答える方が大半ではないでしょうか。確かにむし歯は進行すると歯が溶けるため、適切な処置を行わないと歯を残すことができなくなります。しかし、今むし歯以上に怖いと言われているのが、歯周病なのです。皆さん、歯周病の怖さを理解していますか?

 

痛みがサインのむし歯、痛みがない歯周病

歯が痛くなったら「もしかしてむし歯?」と思うでしょう。むし歯は、神経近くまで進行すると冷たいものや甘いものがしみて痛い、という症状が現れます。そして神経まで進行してしまうと激しい痛みに襲われるため、これまで受診を我慢してきた人でも、ようやく治療に訪れる方がほとんどだと思います。

ではなぜむし歯だと、治療に来られるのでしょうか。それは「痛みがあるから」ではないかと思います。むし歯は放っておくと歯が溶ける、歯を抜かなければいけない、むし歯で歯がなくなると入れ歯になってしまうかもしれない・・・。このように「むし歯は放っておくと歯を失ってしまう」という概念が強く浸透しているからこそ、歯科医院を受診するのでしょう。

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これに対し、歯周病は痛みをほとんど感じません。歯周病の初期症状である歯ぐきの腫れと出血も、「ちょっと歯ぐきが腫れているかな?」という程度でそれほど痛みを感じないまま過ごされることと思います。

これこそが、歯周病の落とし穴なのです。

 

気が付けば歯がぐらぐら、歯ぐきが腫れて噛めない・・・

歯周病の怖さは、自覚症状をあまり感じないまま症状が進行してしまうことです。むし歯のように、激しい痛みはそれほど感じません。初期段階では歯ぐきの腫れと出血のみだったのが、進行するにつれて口臭がひどくなる、膿が溜まるなどの症状が出始めます。そして歯周病菌により歯槽骨が吸収され始め、歯を支えることが困難になってきます。ここまでくると重度歯周病と診断され、歯ぐきがひどく腫れて食べ物が噛めない、お口の中から悪臭が漂う、そして歯が抜け落ちてしまった、という最悪な結末を招いてしまう恐れがあります。

そして知っておくべきことは、「むし歯は虫歯菌に感染した歯だけが痛くなる」に対し、歯周病は「歯ぐき全体に症状が起こる為、一本の歯だけでは済まない」ということです。歯周病になると、歯を支える歯周組織全体に症状が起こるため、非常にやっかいな病気であることをしっかりと理解しておくべきでしょう。

そして歯周病は全身の健康にも関連していると言われています。このように、歯周病はお口全体、そして全身の健康に影響が起こる怖い病気なのです。

 

歯周病の予防と改善には、予防治療

歯周病になってしまっても、定期的に歯石除去やクリーニングを受けることで改善は可能です。また進行を遅らせ、現状維持させることも可能です。つまり歯周病には予防治療が欠かせないのです。これはむし歯も同じですが、歯を守るためにはご家庭でのケアに加え、歯科医院での定期検診や予防治療が不可欠なのです。

 

ご自身の歯と体の健康のためにも、予防治療や定期検診は必ず受けるようにして、歯周病に負けない口腔内を維持しましょう。

 

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2019年9月25日 7:19 AM | カテゴリー: むし歯, 歯周病

誕生日の御祝い

こんにちは! スタッフの有木です! 私事ですが先日誕生日を迎えて院長とスタッフにお祝いをして頂きました♥ なんだか去年の誕生日からあっという間で、歳を重ねるにつれて時間が経つスピードがどんどん速くなってきている気がします。初心を忘れず1日1日を大切にしていきたいと思います (^o^)
また1年精一杯頑張ります!!


2019年9月19日 1:57 PM | カテゴリー: スタッフブログ

歯の隙間が気になる場合、どのような治療を行うの?

口元のお悩みは人それぞれ異なります。ガタガタの歯並びはもちろん気になりますが、「すきっ歯」と呼ばれる歯と歯の間に隙間にお悩みの方も案外多いものです。では歯と歯の隙間が目立つ方は、どのような治療が行われるのでしょうか。

見た目と機能に悩む「すきっ歯」

一見するとガタついては見えない歯並びでも、歯と歯の間に隙間があると気になるものです。隙間の広さはそれぞれですが、隙間が広ければ広いほど、間が抜けて見えてしまいがちです。また食事もしにくく、麺類や繊維質のものが隙間を通って噛みにくいと感じたり、会話中に空気が隙間から漏れ、発音が何度なく不明瞭になってしまうのも、すきっ歯ならではのお悩みと言えるでしょう。

すきっ歯はどちらかといえば審美的に悩む傾向にあるため、この隙間を何とかしたい!とお思いになるのではないでしょうか。

歯の隙間はどのように治療する?

では歯と歯の隙間はどのような治療を行うことで悩みを解消できるのでしょうか。歯の隙間の治療法としては、ダイレクトボンディングという審美的な治療法と、部分矯正による矯正治療が選択肢として考えられます。

・ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングとは、隙間に直接レジンを埋め込んで隙間をなくすという方法です。レジンには色々な色調があり、ご自身の歯の色に最も近い色を選んで治療するため、仕上がりがとても自然です。

またセラミック治療と異なり、型取りを行う必要がありません。そのため即日で見た目のコンプレックスを解消することが可能です。

これ以外にも、ダイレクトボンディングは以前治療した部分の変色や、ごく小さな歯の欠けた部分の修復にも使われます。しかし長期間経過すると、レジンが変色する可能性があります。

 

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・部分矯正・・・歯の隙間が広い場合、ダイレクトボンディングでは対応が難しい場合があります。このような症例では、部分矯正を行うことで隙間をなくすことが可能です。部分矯正なら全体矯正よりも治療期間が短く(6~8ヶ月)、費用も抑える(30~50万円)ことができます。歯を削る必要もなく、レジンによる変色も起こりません。

 

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ダイレクトボンディング、部分矯正ともに見た目を改善することが可能な治療法ですが、どちらも保険適用外で自費治療となるため、金額がやや高くなります。歯科医院によって費用は異なるため、一度歯科医院で相談してみることをお勧めします。

 


2019年9月10日 8:18 AM | カテゴリー: 保険と自費, 矯正歯科

セラミックでも金属が使われているものがあります

審美性と耐久性に優れているセラミックには、金属が使われていないため金属アレルギーや、歯ぐきの黒ずみを引き起こすメタルタトゥーの心配がない素材です。しかし全てのセラミックに金属が使われていないわけではありません。では金属が使われているセラミックとはいったい何でしょうか。

セラミックの特徴

歯科治療の補綴物として使われているセラミックは、白く滑らかな素材で、被せ物や詰め物として使われます。保険適用のレジンやパラジウム合金は表面がややザラザラしていること、密着性が低いことで汚れやプラークが付きやすく、再びむし歯になる二次カリエスになりやすことが大きなデメリットです。セラミックを使った補綴物で治療をすることで、保険適用素材のデメリットをカバーし、二次カリエスのリスクを低減することが可能となります。

 

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セラミックの中でも金属が使われている補綴物は?

セラミックを使った補綴物には、オールセラミック、ジルコニアセラミック、ハイブリッドセラミックそしてメタルボンドがあり、最近ではより強度を高めたe-maxなども使われています。いずれの補綴物もセラミックの美しさを活かしたものであり、審美性そして耐久性に優れています。

しかしこの中でひとつだけ金属が使われているものがあります。それは「メタルボンド」です。メタルボンドとは、金属のフレームにセラミックを焼き付けた被せ物で、セラミックの中では最も歴史が長い補綴物です。

メタルボンドに使われている金属は金75%以上の純度が高い金合金「プレシャスメタル」、金の含有量が50%以下の「セミプレシャスメタル」もしくはコバルトクローム合金、ニッケルクローム合金などを含む「ノンプレシャスメタル」です。

保険治療で使われる金属は「金銀パラジウム合金」で、金属アレルギーやメタルタトゥーを引き起こすパラジウムが問題視されています。同じ金属でもメタルボンドではパラジウムは使われていません。そのため一般的に知られている、金属が持つリスクは低いとは言えるでしょう。

しかし歯周病などで歯ぐきが下がってくると、内部の金属が見えてしまい、それが前歯や小臼歯だとかなり目立ってしまいます。またノンプレシャスメタルを使ったメタルボンドは、歯ぐきの黒ずみを引き起こしやすいでしょう。せっかくセラミックの美しい歯を選んで治療をしたのに、審美面に問題が出てしまうと見た目のコンプレックスを抱えてしまいます。

メタルボンドは白く美しく、強度にも非常に優れています。また他のセラミックに比べて幾分安価なため、選ぶ方も多いと思います。年数が経って歯ぐきに黒ずみが生じたり、使われている金属に対してアレルギーが出てしまう可能性も否定できません。

補綴物を選ぶ際は、メタルボンドの持つ特徴を理解した上で選ぶようにするとよいでしょう。

 

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2019年8月12日 7:21 AM | カテゴリー: 未分類, 金属アレルギー

自費の被せ物にすると、絶対にむし歯にならない?

保険適用の詰め物や被せ物は、治療費を抑えて機能を回復することができる反面、むし歯が再発して再治療が必要になるケースが多いというデメリットがあります。セラミックなど自費の素材はプラークが付きにくいというメリットがありますが、自費の素材にすると、絶対にむし歯は再発しないのでしょうか。

 

なぜ保険適用の素材はむし歯が再発しやすい?

保険が使える素材は、レジン、金銀パラジウム合金を使った詰め物や被せ物、CAD/CAM冠です。レジンは小さなむし歯を治療する際に使われます。金銀パラジウム合金は、前歯と臼歯部に適用され、犬歯までの前歯は表側が白いレジン、裏側が金銀パラジウム合金が使われています。CAD/CAM冠は近年、条件つきで保険適用となったハイブリッドレジンです。

保険適用素材は治療費を抑えて最低限の機能を回復させることを目的としており、審美性やさらなる機能の向上を目的としていません。特に一般的に銀歯と言われている金銀パラジウム合金を使った補綴物は、むし歯の再発の可能性が高いことがわかっています。と言うのも、保険適用素材は表面がざらついていること、歯との密着性に不安があることからプラークが付きやすいのです。

さらに銀歯の場合、年数が経つにつれて素材が劣化してセメントが少しずつ溶け出します。もともと歯との密着性が悪い金属の補綴物は、わずかな段差や隙間が生じてしまい、そこへむし歯菌を含んだ唾液が流れ込み、内部でむし歯が広がってしまいます。これを二次カリエスといい、二次カリエスになると再治療が必要となります。

 

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耐久性に優れているセラミック素材ですが・・・

二次カリエスのリスクが高い保険治療に対し、セラミックなど自費の素材を使った自由診療は、ただ単に見た目が美しいというわけではありません。保険適用のハイブリッドレジンを使った白い被せ物CAD/CAM冠は、金属を使用していません。しかしレジンの割合が多いため、表面がややザラついています。そのため意外とプラークが付きやすく、変色も起こってしまいます。また小臼歯に使用しても、噛み合わせが強い方や深い方は、割れてしまう可能性があります。

これに比べ、セラミックは滑らかな素材で耐久性に優れています。歯との密着度も高く、補綴物と歯の間に隙間がほとんど生じません。そのため二次カリエスになる可能性は保険のものと比べて格段に低くなります。

しかし、セラミックを入れたからと言って安心できるわけではありません。どんなに優れた補綴物を使っていても、日常のお手入れがきちんと行われていなければ、歯ぐきの腫れや出血などの炎症が起こってしまいます。歯ぐきに炎症が起きると、歯肉炎や歯周炎を引き起こしてしまいます。

良い素材を入れたからと安心せず、なぜむし歯になってしまったのかをまずしっかりと思い出しましょう。そして、これ以上むし歯にならないよう、日常のお手入れをしっかり行い、定期検診は必ず受けるようにして下さい。

 

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2019年8月11日 7:22 AM | カテゴリー: むし歯, 保険と自費

むし歯ではないのに歯が痛む、それって歯列接触癖?

歯が痛くなったら、まず疑うのはむし歯でしょう。しかし、歯の痛みは必ずしもむし歯とは限りません。また歯周病が悪化すると噛んだときなどに歯に痛みを感じることがあります。一般的に歯に痛みを感じるのは、むし歯菌や歯周病菌などの細菌感染が考えられますが、中には細菌感染していなくても歯に痛みを感じるケースもあります。今回は、細菌感染ではない痛みの原因と考えられる「歯列接触癖(TCH)」についてお話をいたします。

むし歯や歯周病は細菌感染による「感染症」

歯に痛みを伴う代表的なトラブルであるむし歯は、ミュータンス菌などむし歯菌により酸が放出され、歯が溶けていく感染症です。また歯周病は、歯周病菌により歯ぐきや歯を支える組織に炎症が起こり、歯ぐきの出血や腫れといった症状が起こります。どちらも歯を失うきっかけとなりますが、両者とも細菌感染による感染症であり、原因となる細菌が何らかの形でお口の中に入り込んでしまうことでトラブルを引き起こしてしまいます。

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無意識の噛み締めや食いしばりによる「歯列接触癖」とは

歯に痛みがあり、もしかしてむし歯かも?と思って歯科医院を受診したものの、むし歯と診断されないことがあります。また歯ぐきに炎症も見られず、歯周病の兆候も見られない場合、いったい痛みの原因は何でしょうか。考えられる原因として、歯ぎしり食いしばりなど、上下の歯を常に接触させている状態が挙げられます。歯ぎしりは主に就寝中に上下の歯を強く擦り合わせること、食いしばりは日中、無意識に上下の歯を噛んで強く接触させている状態を言い、無意識の癖として行われています。これを「歯列接触癖」または「TCH」と言います。それ以外にも無意識に上下の歯をカチカチと鳴らす癖も歯列接触癖と定義付けられています。

歯列接触癖が続くと、起きたときに奥歯に痛みを感じることがあります。この痛みをむし歯と思ってしまうものと考えられます。長期間、強く噛み締めることで歯に負担がかかり、歯が磨り減ったり割れてしまったりと悪影響が出てしまうことが心配されます。また歯接触癖による症状は歯だけでなく、顎に痛みやだるさを引き起こすことがあります。これが続くと、顎関節症になる恐れが出てきます。

 

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できる限り上下の歯の接触させないように過ごすことが大切

歯列接触癖が長く続くと、歯や顎に良くない影響が出てしまうため、できるだけ上下の歯の接触をさせないようにすることが改善策となります。まず上下の歯が接触しないよう意識して過ごすことを心がけましょう。また物理的に接触をさせないために、スプリントと呼ばれるハードタイプのマウスピースを付けておくことで、上下の歯の接触を避けることができます。

むし歯や歯周病だけがお口のトラブルではありません。日常の癖が思わぬトラブルに繋がることがあるため、おかしいな、と感じたら早めに歯科医院で診てもらうようにしましょう。


2019年7月25日 7:54 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ



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