こんにちは、服部です!! 今日はとっても怖い“二次虫歯(二次カリエス)”についてお話をしたいと思います。むし歯の治療で製作する「詰め物」「かぶせ物」はとても高い精度で作られていますが、人工物であることに変わりはなく、時間の経過やエナメル質等のすり減りによってどうしても隙間が出来てしまいます。この隙間にプラーク(歯垢)が入り込み、新たなむし歯ができてしまう。これが“二次虫歯(二次カリエス)”です。むし歯治療をしたから安心ではなく、むしろ気を付けなければなりません。
むし歯は基本的にはその部分を削らなければ治すことが出来ません。ということは、“二次虫歯(二次カリエス)”になると過去に削った歯を更に削るわけですから歯質(エナメル質、象牙質)が小さくなっていき歯が弱ってしまします。また、過去に神経を取っている歯は基本的に痛みを感じず、むし歯が見つかった時には大きく進行していて銀歯をはずしたら中がボロボロになっていて歯を抜かざるを得ないということも珍しくありません!! 今ある歯を大事にする為の予防法はやはり定期健診とご自宅での歯磨きです!! “二次虫歯(二次カリエス)”の原因は、隙間に食べかすとむし歯菌が入ってしまうことですので、詰め物はその周辺をかぶせ物は歯ぐきとの境目を入念に磨くようにしましょう(^◇^)