明けましておめでとうございます!! 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。さて、今年はじめてのブログに何を書こうかと色々考えていたのですが、原点に戻り「定期健診の重要性」について改めてお話をしたいと思います。 歯は全部で32本(親不知を除くと28本)です。硬いものを食べるには最低20本は必要だと言われていますが70~74歳で歯の平均本数は20本を大きく下回っています。大切は歯を失う主な原因が『むし歯』と『歯周病』です。むし歯は初期段階では痛みがなくなかなか気が付くことができず、痛みを感じるころには神経までむし歯が達していることも珍しくありません。そうなると歯の神経を取らざるを得なくなりますが、神経は“歯に栄養を送る”という重要な役割を担っているので神経を取った時から歯の寿命は短くなってしまいます。そしてもう一つの原因の『歯周病』。実は歯周病は歯を失う原因のNo.1なのです。歯周病とは、歯周病菌が歯を支える骨を溶かしてしまう病気で、骨が溶け始めてもほとんど痛みがなく気づいた時には歯がグラグラして抜けてしまう程重症化してしまいます。自覚症状が少ないことから『沈黙の病』と呼ばれているほどです。
このように『むし歯』も『歯周病』も自覚症状のないうちから定期健診を受け早期発見ができれば歯の寿命を長くすることができます!! そして健康な口腔内の為に最も大切なのが毎日のホームケアです。定期健診では歯みがきの方法などもお伝えします。一生自分の歯でおいしく食事をする為にも是非定期健診を受けてくださいね。(服部)