夏バテの原因①　～自律神経の失調～

人間の体は、周りが暑くなると、自律神 経の働きで汗をかいたり血管を広た
りして体温を逃がし、暑さに対応しようとします。しかし、この様態で冷房の効
いた部屋に入っても、体はすぐに気温の変化に対応することができません。
本来なら熱を放出する必要のない環境で熱を放出してしまうことになります。
温度が下がったことに気付いた自立神経はあわてて態勢を切り替えますが、これ
を１日に何度も繰り返すことになれば、自律神経自体が疲れてしまい、体調不良
になります。ひどくなると、めまい・食欲不振・頭痛などを引き起こすことにな
るのです。