1月18日(水)19:30~19:56NHKのクローズアップ現代にてインプラントのトラブルに関する
番組が放映されました。内容は以下の通り。

歯科インプラント トラブル急増の理由

 自分の歯のようにしっかりかめるように画期的な治療法として、歯が抜けた人の1割に普及しているという歯科インプラント。ところが、顎の骨に金属の土台を埋め込む手術をする際、歯科医師のミスや技量不足のために大量出血したり、麻痺が残ったりするトラブルが相次いでおり、死亡事故も起きた。

 国民生活センターは5年間で2000件の相談が寄せられたとして、先月、行政や医師会などに早急な対策を呼びかけた。インプラント治療は自由診療で、標準的な治療方法が定められていない。保険診療と違って監督官庁の監視も届きにくく、十分な技術を持たない医師が、高い治療費をとれるインプラントに安易に走っているという指摘もある。そこで、学会では治療のガイドラインの策定に着手。一部の大学では、授業を新設して、治療の技術とモラルを向上させる取り組みを始めた。また、自由診療とはいえ、何らかの規制・監督が必要な時期に来ているというという声が高まっている。(NHKのHPより抜粋)

※時間が25分間と短いためトラブルの内容や原因などが詳しく説明されておらず少し物足りない感じでした。また、インプラント治療のメリット・デメリットもぼやけた説明になっていたため、視聴者は、インプラント手術がただ単に危険なものであるという印象を受けたのではないだろうか。インプラント手術が成功してもその後の生活習慣が適切でないとすぐに炎症を起こして顎の骨が悪くなる事例もたくさんあります。丁寧に歯ブラシをすることは当然のこととして、食事指導やサプリメント指導などの必要性をもっと詳しく説明することが望まれます。