【ビタミンDのはたらき】
ビタミンDは、骨の健康に役立つ栄養素として有名ですが、それ以外にも、最近の研究でいろいろな効果が明らかになってきています。
・小腸や腎臓でカルシウムの吸収を促進し、骨の形成と成長を促します。
・前立腺ガン、直腸ガン、乳ガン、卵巣ガンなどにおいて、発症率を下げたり、患者の予後に良い影響を与えるなどの報告がなされています。
・インフルエンザの予防に有効であることが報告されています。

【豆知識】
ビタミンDの原料は、意外なことに「羊毛」です!
羊の毛に含まれるコレステロールに紫外線があたることで、ビタミンDが生成されているのです。人間の体内でも、皮膚の直下のコレステロールに紫外線があたることでビタミンDが作られるので、日光に当たる機会が少ない人は、ビタミンD不足のリスクが高くなります。冬に風をひきやすくなる原因の一つは、日光が弱くなるためにビタミンDの生産が少なくなり、免疫力が低下するためと考えられています。(株式会社ヘルシーパスの製品情報より引用)
参考文献:「サーファーに花粉症はいない」斎藤糧三、小学館