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むし歯ではないのに歯が痛む、それって歯列接触癖?

歯が痛くなったら、まず疑うのはむし歯でしょう。しかし、歯の痛みは必ずしもむし歯とは限りません。また歯周病が悪化すると噛んだときなどに歯に痛みを感じることがあります。一般的に歯に痛みを感じるのは、むし歯菌や歯周病菌などの細菌感染が考えられますが、中には細菌感染していなくても歯に痛みを感じるケースもあります。今回は、細菌感染ではない痛みの原因と考えられる「歯列接触癖(TCH)」についてお話をいたします。

むし歯や歯周病は細菌感染による「感染症」

歯に痛みを伴う代表的なトラブルであるむし歯は、ミュータンス菌などむし歯菌により酸が放出され、歯が溶けていく感染症です。また歯周病は、歯周病菌により歯ぐきや歯を支える組織に炎症が起こり、歯ぐきの出血や腫れといった症状が起こります。どちらも歯を失うきっかけとなりますが、両者とも細菌感染による感染症であり、原因となる細菌が何らかの形でお口の中に入り込んでしまうことでトラブルを引き起こしてしまいます。

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無意識の噛み締めや食いしばりによる「歯列接触癖」とは

歯に痛みがあり、もしかしてむし歯かも?と思って歯科医院を受診したものの、むし歯と診断されないことがあります。また歯ぐきに炎症も見られず、歯周病の兆候も見られない場合、いったい痛みの原因は何でしょうか。考えられる原因として、歯ぎしり食いしばりなど、上下の歯を常に接触させている状態が挙げられます。歯ぎしりは主に就寝中に上下の歯を強く擦り合わせること、食いしばりは日中、無意識に上下の歯を噛んで強く接触させている状態を言い、無意識の癖として行われています。これを「歯列接触癖」または「TCH」と言います。それ以外にも無意識に上下の歯をカチカチと鳴らす癖も歯列接触癖と定義付けられています。

歯列接触癖が続くと、起きたときに奥歯に痛みを感じることがあります。この痛みをむし歯と思ってしまうものと考えられます。長期間、強く噛み締めることで歯に負担がかかり、歯が磨り減ったり割れてしまったりと悪影響が出てしまうことが心配されます。また歯接触癖による症状は歯だけでなく、顎に痛みやだるさを引き起こすことがあります。これが続くと、顎関節症になる恐れが出てきます。

 

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できる限り上下の歯の接触させないように過ごすことが大切

歯列接触癖が長く続くと、歯や顎に良くない影響が出てしまうため、できるだけ上下の歯の接触をさせないようにすることが改善策となります。まず上下の歯が接触しないよう意識して過ごすことを心がけましょう。また物理的に接触をさせないために、スプリントと呼ばれるハードタイプのマウスピースを付けておくことで、上下の歯の接触を避けることができます。

むし歯や歯周病だけがお口のトラブルではありません。日常の癖が思わぬトラブルに繋がることがあるため、おかしいな、と感じたら早めに歯科医院で診てもらうようにしましょう。


2019年7月25日 7:54 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ

予防治療を受けることで得る経済的なメリットとは?

「痛くもないのに歯医者に行くと、余計なお金がかかる」「歯医者に行くと、我が家の経済事情が圧迫される」・・・。こんなふうに思ってはいませんか? 確かに歯医者は歯や歯ぐきが痛くなった場合に受診しますが、歯を守る予防治療は、お金を払う意味がないから行かない、と解釈する方もまだまだ多いと思います。しかし、定期的に予防治療を受けている方と、そうでない方の歯科治療に対する医療費は、実は大きく異なってくるのです。

 

歯が痛くなってから受診するという考え

この考え方は、治療優先型の日本ならではの考え方です。歯が痛くなったときだけ受診することは、実は歯を失うスタート地点に立ってしまったことになるのです。また、保険診療を受けることで経済的な負担を軽減することができますが、この選択肢もまた、歯を失う悪循環の始まりであり、生涯の歯科治療における治療費も、大きく膨らんでしまうことになってしまうのです。

保険診療では、歯を削って詰める際に、レジンまたは金属が使われます。この治療法は再治療のリスクが高く、治療済みの歯が再び虫歯になる「二次カリエス」になりやすいのです。その結果、削っては詰め、削っては被せ・・・を繰り返し、最終的に抜歯となってしまうことがほとんどなのです。

また歯ぐきが腫れて痛い、出血するといった症状で受診する場合も、急性的な症状を緩和する応急処置のみを繰り返していると、最後には歯を失ってしまいます。

もし失った歯全てをインプラントにすると、非常に高い費用が必要となります。また保険の入れ歯やブリッジも、合わなくなったり劣化するごとに再作製となり、再治療を繰り返すことになります。その結果治療費はだんだん膨れ上がり、結果的に生涯の歯科治療の費用はとても高くなってしまうのです。

 

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定期的に予防治療を受けることで、生涯の治療費を抑えることができる

欧米などの諸外国では、歯を守るための予防治療が当たり前のように行われており、患者さんのデンタルIQも非常に高いものとなっています。

確かに予防治療や定期的なクリーニングは緊急性がなく、億劫に思うかもしれません。しかし予防治療を受けていることで、小さな虫歯などを早期に発見することができれば、治療が大掛かりになることはそれほどありません。つまり最小限の治療で済むため、治療費も抑えられるのです。痛いときだけ受診するのと、定期的に予防治療を受けるのでは、生涯の治療費も大きく異なってくることを知っておく必要があるでしょう。

 

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患者さん自身が、歯に対する意識を高めることが大切

歯を失わないためには、自分で歯を守ることが必要になります。それが予防治療です。そして結果的に治療費を抑えることになるため、まずは患者さんご自身の意識を変えることから始めましょう。風邪予防のためにうがいや手洗いをこまめにするのとある意味似ているかも知れません。自分の歯を守るための予防治療は、歯の健康を維持できるとともに、生涯の治療費を抑えるという大きなメリットも持ち合わせているのです。


2019年6月24日 6:41 AM | カテゴリー: 保険と自費, 口腔から全身の健康へ

噛み合わせが悪いとどんな影響が起こるのでしょうか

歯並びが悪いと、その多くは噛み合わせにも異常が見られます。また一見すると歯並びは整っていますが、噛み合わせにズレがあるケースも少なくありません。噛み合わせはお口の健康だけでなく、体の健康にも大きく影響します。では噛み合わせが悪いと、体にどんな影響が出るのでしょうか。

 

噛み合わせの悪さが引き起こす様々な症状

上下の歯の接触のことを噛み合わせと言います。良い噛み合わせ、異常がない噛み合わせは、上下の歯が正しく接触している状態を指します。

ところが上下の噛み合わせが悪いと、歯やお口の中だけでなく、頭部、顎そして首、肩などに不快症状が引き起こされます。

・頭痛

・肩凝り

・腰痛

・顎関節症

・歯周病や歯の根元の欠損

・歯ぎしりや食いしばり

このように、噛み合わせが悪いとお口の中だけでなく全身の不定愁訴に繋がる症状が引き起こされます。

 

噛み合わせの乱れと全身疾患

まず噛み合わせが乱れると、顎関節に影響が出ます。顎関節は体の軸となる背骨に繋がっており、全身のバランスを取る役割を持っています。また首の筋肉にも大きく関わっています。

噛み合わせが悪いと、この顎関節に大きな負荷がかかり、周りの筋肉が影響を受けて凝りや痛みと言った症状が出てしまいます。悪化すると、顎がカクカク鳴ったり口が開きにくくなる「顎関節症」になる恐れがあります。

首から上の筋肉にも影響が出てしまうため、頭痛や肩凝り、全身のバランスが崩れるため腰痛が起こることもあります。

 

噛み合わせが悪い原因と改善法

ではなぜ噛み合わせが悪くなってしまうのでしょうか。考えられる理由として、歯並びの悪さ、歯周病の悪化、歯が抜けたままになっている、頬杖をつくなどの悪癖などが挙げられます。

歯周病は放置したままにしておくと顎の骨が吸収され、噛み辛くなってしまいます。これは噛み合わせの変化に大きく影響してしまいます。歯周病と診断された場合、適切な処置を受けないと歯が抜けてしまいます。そして歯が抜けることでますます噛み合わせに狂いが生じてしまうのです。

 

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また歯並びの悪さが原因の場合、歯列矯正を行って噛み合わせを正しく改善する必要があります。歯列矯正は、歯並びを直すことばかりに目がいきがちですが、噛み合わせの乱れを改善することを目的としています。歯並びに乱れがある場合、かかりつけの歯科医師に相談するようにして下さい。

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抜けた歯を放置することも、悪い噛み合わせの原因になります。歯が抜けてしまった場合、入れ歯、ブリッジそしてインプラントで機能を回復させなければいけません。歯科医師と相談し、ご自身に合った補綴治療を行うようにしましょう。

 

噛み合わせの乱れを改善して、快適な毎日を過ごしましょう

噛み合わせの悪さが引き起こす全身の不快症状についてお話しました。体の不調が噛み合わせの悪さに繋がっているとは思わなかった方もいるでしょう。お口の健康は、全身の健康に大きく関わっています。気になる症状がある場合、噛み合わせが原因の場合があります。できるだけ早めに歯科医師に相談することをおすすめします。


2019年4月21日 7:54 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 矯正歯科

むし歯ではないのに噛むと奥歯が痛いのはなぜ?

寝起きや噛むと何となく奥歯が痛い・・・もしかしてむし歯?そう思って歯科医院を受診しても、むし歯ではありませんと言われることがあります。ではむし歯ではないのに噛むと痛みを感じるのは、何が考えられるのでしょうか。

 

過度な力が歯に負担をかけている

目が覚めたときに奥歯が痛い、また固いものを噛むと鈍い痛みを感じる場合、奥歯に過度な力がかかっていることが考えられます。就寝中、無意識に行っている歯軋りは、その典型的な例です。歯軋りは本人にはわかりません。家族やパートナーに指摘をされてはじめて気がつくものですが、この歯軋りは強い力でギリギリと上下の奥歯をこすりあわせているため、歯に大きな負担がかかります。(ほとんど音のしない軽い歯軋りもあります)

また日中でも歯軋りや食いしばりを行っていることがあります。力が必要とする仕事や、会議などで何か発言をしなくてはならないときなどに感じる緊張感により、無意識に奥歯で噛みしめている場合があります。これも、奥歯に過度な力がかかっているのですが、本人は無自覚なことが多く、受診した際に指摘をされてはじめて気が付くものなのです。

このように、奥歯に過度な負担がかかることで痛みを感じることが原因として考えられます。そして奥歯の不調は、肩凝りや頭痛など、全身の不快感に関わることがあります。

 

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金属の詰め物や被せ物が原因の場合も

上下の奥歯に金属の詰め物や被せ物が入っており、噛み合わせが強すぎることも、奥歯の痛みの原因として考えられます。金属は強度が強いため固いものをかむのに適していますが、歯にとってはあまりよい素材ではありません。強く噛むことで歯に小さなヒビが入ったり、歯の根に強い力が加わり、歯や根が割れてしまう恐れがあるためです。

保険を使った奥歯の補綴物は金属となります。保険改正により、条件付きで下の第一大臼歯にCAD/CAM冠というハイブリッドレジンが適用されるようになりました。しかしCAD/CAM冠は強度があまり強くないため、歯軋りをする人や噛み合わせが強い人にとっては不向きです。

奥歯の被せ物を強度が強いジルコニアクラウンに変えることが改善策のひとつですが、歯軋りや食いしばりが原因の場合、まずはそちらを意識して直す必要があります。

 

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歯軋りや食いしばりを改善することが大切ですが・・・

奥歯が痛い原因がむし歯ではないことでホッとするかもしれません。しかし原因が歯軋りや食いしばりの場合、有効な治療法はないというのが現状です。日中はリラックスし、できる限り意識して噛みしめないようにすることや、就寝時にマウスピースを付けて上下の歯が直接接触しないようにします。しかしマウスピースを装着したからといって絶対に改善されるというわけではありません。

痛みの原因を知り、それに合った対処法で緩和させましょう。

 

 


2019年2月7日 11:13 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 歯科材料

歯軋りの悪影響とは?

 

現代はストレス社会。ストレスを抱えていない人はまずいません。そしてそのストレスは、お口の中にも深刻な影響を与えてしまうことがあるのです。特に歯軋りはストレスが大きく関わっていると言われています。今回は、歯軋りによる影響についてお話をしたいと思います。

 

歯軋りとは

 

歯軋りとは、寝ている間や日中に、無意識に歯と歯を擦り合わせる行動を言います。歯軋りと聞いてすぐ思い浮かぶのは、寝ているときにギリギリ聞こえる音だと思います。これは歯軋りの代表とも言えるでしょう。これ以外にも、歯をカチカチと鳴らしたり、グっとかみ締める食いしばりも、歯軋りの一種です。

 

歯軋りの原因について

歯軋りの原因は、実ははっきりとはわかっていません。しかし、ストレスが歯軋りの原因に関わっているのではないかと推測されています。と言うのも、歯軋りは熟睡をしているときよりも、眠りが浅いときに起こることがわかっているからです。またストレスを感じると、寝ている間に歯を食いしばることでストレスを解消していると言われています。

その他にも飲酒や喫煙などの生活習慣が、歯軋りの原因と言われていますが、詳細は明らかではありません。

 

歯軋りが与える影響について

原因は定かではないとしても、歯軋りを行うことで歯に悪影響を与えていることは確かです。歯軋りを行っているかどうかをまずチェックしてみましょう。

・起床後に奥歯に痛みがある

・起床後に顎が痛い、またはだるい感じがする

・頭痛や肩凝りが続く

・歯が欠けてしまった

・内頬に噛んだような形跡がある

・気がつけば、ぐっと噛み締めている

このような症状はありませんか?いくつか当てはまった場合、歯軋りを行っている可能性が考えられます。

 

歯軋りによる影響とは

無意識に行っている歯軋りは、お口の中や全身の健康に関わってしまいます。歯軋りによる深刻な影響は、歯の磨耗や歯の破折、歯の動揺です。

 

まず歯の磨耗ですが、歯と歯をギリギリすると、咬合面や切端部分のエナメル質が擦れて象牙質が露出してしまいます。象牙質が露出すると、むし歯でないのに冷たいものなどで痛みを感じるようになってしまうため、治療が必要となります。この場合、レジンで擦れた部分を埋める治療が主になりますが、歯軋りを止めない限り、レジンが取れてしまって再治療が必要になります。

歯の破折も心配材料です。歯が欠けてしまった程度ならレジンで修復できますが、強い力が加わることで歯が折れてしまうと、根の治療あるいは抜歯という選択肢が余儀なくされてしまうかもしれません。

そして歯軋りを続けると、歯槽骨が吸収され、歯の動揺が見られるようになります。また歯周病にもなりやすくなってしまうことも考えられます。

このように、歯軋りはただ単に歯が擦れてしまうだけでなく、口腔内に深刻な影響を与えてしまうのです。

 

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歯軋りを改善し、歯への負担を軽減しましょう

ご紹介したように、歯軋りはお口の中の健康と全身の健康に悪影響を与えてしまいます。このような症状を改善するためには、まずストレスを減らすこと、、そして歯軋りを行わないことが先決です。とはいってもストレスをゼロにすることはまず不可能です。

また歯軋りは、無意識に行う癖のため、すぐに改善するのは難しいでしょう。歯軋りによる悪影響を回避するためには、マウスピースを装着することが一般的です。

その他にも、詰め物や被せ物の咬合調整を行ったり、歯並びや噛み合わせを整えることで、歯軋りを軽減できることもあると言われています。

 

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歯軋りや食いしばりを行っている自覚がある方や、歯科医院で診断をされた方は、お口と体の健康のためにも適切な治療を行うことをお勧めいたします。また上手にストレスを解消することも大切です。


2019年1月5日 8:26 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 矯正歯科

唾液はたくさん出ていますか?

 

唾液はお口の中の健康にとって大変重要な役割を持っています。しかしよく噛まずに食事を行ったり、何らかの原因でお口の中が乾燥するドライマウスになると唾液の分泌量が減ってしまいます。唾液の分泌が少なくなると、お口の中のトラブルが起こりやすくなり、全身の健康にも影響が出てしまいます。今回は唾液の役割についてお話をしたいと思います。

 

唾液の役割とは?

唾液が分泌されることで、私たちのお口の中は常に潤っています。この唾液には様々な役割があり、お口の中と体の健康に欠かすことができません。では唾液にはどのような役割があるのでしょうか。

・殺菌作用

・浄化作用

・歯の再石灰化の促進

・緩衝作用

・消化を助ける

 

お口の中には非常に多くの細菌が存在しており、口腔内や体の調子が悪くなると、細菌が増殖してしまいます。唾液は浄化作用と殺菌作用があるため、細菌を洗い流し、増殖を抑える働きがあります。また唾液には再石灰化(酸などで表面性状が荒れた部分を修復する)を促す成分が含まれています。唾液がたくさん分泌されることで歯質が強化されてむし歯になりにくい歯を作り出す効果があります。

また緩衝作用も、唾液の持つ優れた作用のひとつです。私たちのお口の中は飲食を繰り返すたび、酸性に傾きます。酸は歯の表面を溶かす性質を持っており、むし歯の一歩手前の「脱灰(だっかい)」という状態を作り出してしまいます。唾液には中和作用があり、食後のお口の中を中和してくれるため、脱灰を防ぐ重要な役目を持っています。

 

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その他にも唾液には噛み砕いた食べ物を唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすくする作用や、唾液中に含まれる消化酵素の働きによってデンプンや脂肪などを分解し、消化を助けます。

このように唾液にはお口の中や体の健康にとってとても重要な働きを持っており、生きるうえで欠かすことができないのです。

 

しっかり噛むことで唾液は分泌される

私たちの健康に欠かせない唾液は、しっかりと噛むことで分泌されます。「よく噛んで食べましょう」とよく言いますよね。それはよく噛んで食べることで唾液がたくさん分泌されることで、むし歯や歯周病を防ぎ、食べすぎを防いで健康な体を作り上げるためです。

しかしむし歯や歯周病などで歯を失ってしまうとしっかり噛むことが難しくなります。特に歯周病が悪化すると歯ぐきが腫れて食べ物が噛み辛くなってしまい、唾液の分泌量が減ってしまいます。また残念ながら抜歯となってしまうと、入れ歯やインプラントなどで噛む機能を補わなければいけません。義歯は噛むことはできても、天然歯には絶対に適いません。お口や体の機能を保つための唾液をしっかり分泌させるためには健康で丈夫な歯が欠かせないのです。

 

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ドライマウスには唾液腺マッサージがおすすめ

内科的な要因で起こる唾液の分泌不足「ドライマウス(口腔乾燥症)」に悩まされる方は、唾液腺マッサージがおすすめです。唾液が分泌される場所は「耳下腺」「顎下腺」「舌下腺」の3箇所で、ここをマッサージすることで唾液の分泌を促します。痛くない程度の力で押すようにしてください。耳下腺はおたふく風邪に関わる唾液腺です。

何歳になってもご自身の歯で美味しい食事を楽しむためには、お口の中の健康が大切です。
よく噛んで食べるためにも、むし歯や歯周病を予防することが大切です!!


2018年11月25日 6:43 PM | カテゴリー: むし歯, 口腔から全身の健康へ

まだ吸い続けますか?喫煙がお口にとって悪害な理由

 


喫煙習慣は、肺ガンや高血圧などといった全身の健康に大きく関わることはよく知られています。しかしタバコの悪害は体の健康だけに留まりません。タバコを吸うことで、お口の中の健康にも深刻な影響を与えてしまうのです。今回は今一度、喫煙習慣が与えるお口の中への悪影響についてお話いたします。

1.歯周病

歯周病は成人の約8割が罹患しているほど身近な病気です。歯周病の特徴は、歯ぐきの腫れと出血です。そのため歯周病にかかっていると、歯磨きを行うだけで歯ぐきから出血するため、「もしかして歯周病かも?」と自覚症状を感じることができます。

ところがタバコを吸っているとニコチンの影響により歯ぐきの血管が収縮し、血流が悪くなります。そのため歯周病の主症状である歯ぐきの出血があまり起こりません。その結果歯周病にかかっていることに気づきにくくなり、歯周病の診断が遅れてしまいます。また血流が悪くなると、酸素や栄養分が歯ぐきに行き渡りません。そのため歯周病が悪化しやすく、歯周病と診断されたころにはかなり進行した状態となっている場合がほとんどです。

喫煙は歯周病と非常に深く関わっています。喫煙者と非喫煙者を比べると、歯周病の罹患率は1日に10本未満で歯2.8倍、20本では4.7倍、30本では5.9倍と報告されています。

歯周病は虫歯を抑えて歯を失う原因のトップです。喫煙は歯周病の発症率が高いうえ悪化しやすく治りにくいという、悪の三拍子が見事に揃っています。喫煙がどれほど歯周病に影響を与えるのかおわかりいただけることでしょう。

 

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2.口腔ガン

喫煙は肺ガンだけでなく、お口の中のガン、つまり口腔ガンのリスクが高まります。口腔ガンは舌ガン、歯肉ガン、口腔底ガンなどお口の中に発症するガンの総称です。口内炎だと思っていたのが実は口腔ガンだった、というケースも決して少なくありません。この口腔ガンに関わるリスクファクターが、タバコです。タバコに含まれる有害物質がガンの発症に関わることがわかっています。

 

3.むし歯

タバコを吸うと唾液の分泌量が減ってしまいます。その結果口腔内の細菌が増殖し、むし歯が発症しやすい環境となってしまいます。また歯周病になると歯槽骨が吸収され、歯ぐきが下がってしまいます。そのため露出した歯の根元がむし歯になるリスクが高まります。歯の表面は硬いエナメル質で覆われていますが、歯の根元はエナメル質がほとんどありません。そのため口腔内環境が悪いと、簡単にむし歯に罹患してしまうのです。

 

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4.口臭および歯ぐきの黒ずみ

タバコを吸う人の息は非常に臭いです。ニコチンやタールなど、タバコの有害成分の臭いに加え、歯周病の悪化による口臭と混ざると強烈な臭いを発し、相手に不快感を与えてしまいます。

またタバコを吸うと歯ぐきが黒く変色し、見た目を大きく損なってしまいます。歯ぐきのピーリングなどを行っているクリニックもありますが、やはり非喫煙者の健康的なピンク色の歯ぐきと比べるとかなり見劣りします。歯ぐきの黒ずみは喫煙者だけでなく副流煙をすってしまう家族にも現れます

 

禁煙することで、たくさんのメリットを手に入れることができます

タバコは百害あって一利なし、とはよく言ったものです。喫煙習慣はお口の中の健康を大きく損ねます。特に歯周病が悪化しやすくなり、それに伴って全身の健康にも悪影響が出てしまいます。

禁煙すると、喫煙習慣にはないたくさんのメリットを得ることができます。お口の健康、そして全身の健康のためにも意を決して禁煙に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

 


2018年9月23日 10:23 AM | カテゴリー: ブログ, 口腔から全身の健康へ, 歯周病

神経を抜いた割れやすい歯の土台に、しなやかで強い素材を選べます

 

 

歯の土台って何?

 

神経をとった歯は、神経のあった根っこ部分が空洞になります。

そのままでは被せ物をしても空間ができてしまいますから、根っこ部分に土台を入れて補強する必要があります。

保険診療はもちろん、従来の審美治療でも金属の芯をいれるのが一般的でした。

ですから「いつ治したか覚えてない」くらい以前に神経の治療をした歯がある場合。

土台は金属で作られているといってよいと思います。

 

金属土台の破折リスク

 

金属製の芯は頑丈ですが、天然歯よりも硬いです。

噛んだ時に発生する力に対して、内部に発生する抵抗力を応力というのですが、この応力
が部分的に集中してしまい、根っこに亀裂がはいる、つまり「ヒビが入ったり」「割れたり」してしまうことがありました。

歯の健康とアレルギーの心配がない新しい土台

神経を抜いた歯は、神経のある歯に比べて脆くなります。

ファイバーコアは、グラスファイバー樹脂とセラミックス系樹脂ができた素材で、天然歯と相性のよいしなやかさと強さのバランスが特長。

金属製の芯に比べると応力集中が起きないので、亀裂が発生するリスクが少ないです。

歯が割れてしまうと、最終的には抜いてしまうことになります。

ファイバーコアは、神経を取った歯の寿命を延ばすことにもつながります。

また金属を使用していないので、アレルギーの心配もありません。

 

 

 

歯ぐきの黒ずみ、変色が気になる方に

 

被せ物が白いと気づく機会はなかなかありませんが、歯ぐきが変色したり、黒ずんだり、アレルギー反応を感じる場合は、被せ物だけでなく土台の素材にも注意しましょう。

もし銀歯や被せ物を交換したいとお考えの方は、土台もあわせて変えることで、将来の歯に亀裂が入るリスクを減らすことができます。

 

 

高い審美性を求める方にも

 

土台だけで治療を終えることはないので、あまり見る機会がありませんが、ファイバーコアは白色です。

オールセラミックスを使った被せ物の土台にも最適です。

当院ではセラミック治療、ファイバーコアともに、患者様のご希望にあわせて治療に使う素材をお選びいただけます。

被せ物や詰め物を直したい、白い歯にしたいとお考えの方は、是非「土台」もお選びいただけるので、お声がけください。

ファイバーコアの特徴についてはこちらをご覧ください

 


2018年5月25日 1:15 PM | カテゴリー: ホワイトニング, 保険と自費, 口腔から全身の健康へ, 金属アレルギー

あなたの歯ぐき年齢はいくつですか?セルフチェックしてみましょう

 

 

口元の年齢、気になりませんか?


 

 

「見た目年齢」が実年齢より「若く見える」のは、たいていの場合、嬉しいですよね。

「少しでも若々しく健康でありたい」と努力する気持ちも、自分が歳を重ねるごとに共感できるようになってきます。

「見た目年齢」といえば、目元やほうれい線などシワやたるみ、毛穴などお顔周りに集中するかもしれません。

意外と忘れがちですが、口元も見た目年齢に大きく影響を与えます。

特に年齢を重ねていくと、きちんとお手入れていても歯の色の黄ばみや、いつの間にか歯のすき間が広がった…というお悩みが出てくることも。

歯の色は、ホワイトニングや被せ物を白い歯に変えたりすることで改善できます。

すき間のお悩みは、自然な形ですき間を埋めるダイレクトボンディングを利用すると、1回の治療で解消されることも。

しかし、笑ったときに見えるその「歯」を支えている「歯ぐき」の年齢、気になりませんか?

  

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歯ぐき年齢をチェックしよう!


当院では、ホームページ上で歯周病をチェックして、歯ぐき年齢を確認できます。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

歯ぐきは多少腫れたり出血しても、一時的なことが多く、それだけの理由で「歯科に行こう」と思わない方も多いかもしれません。

しかし、せっかく歯並びを整えて美しい歯を手に入れても、土台がグラグラしてしまえば、最終的に歯を失う大きな原因となります。

 

まずはセルフチェックで、歯ぐき年齢を調べてみてください。
もし気になる症状や、治療の必要性があれば、できるだけ早く歯科医院を受診しましょう。

 

 

 

『私は虫歯がないから「歯は強くて丈夫」なの』は間違い?


 

虫歯がほとんどない、歯が痛くなったこともあまりない。という方は、歯科医院にお越しになる機会が少ないかもしれません。

しかし、残念ながら虫歯がないから「歯周病にならない」とは限りません。

虫歯の原因菌はミュースタンス菌などが有名です。
歯の「表面」に貼りつき「歯を溶かし」ます。

一方歯周病菌は、プロフィロモナスジンジバリス菌など嫌気性菌と呼ばれ、歯と歯茎の間に存在します。

歯周病菌が多いことで口腔内環境が悪化して「虫歯になる」可能性はありますが、歯周病菌は、歯ぐきや歯根膜、歯槽骨といった歯の周囲の組織をゆっくりと溶かしていきます。

虫歯は削って患部を取り除き、詰め物や被せ物をすることで、できるだけ元の形に近い状態、または機能を取り戻します。

しかし歯周病は、一度進行すると削って治すという方法では治せません。

軽度~中度であれば、毎日の丁寧な歯ブラシや、自宅でできる除菌ケア、病院で行う歯石除去、歯ぐきケアで「菌」を減らす治療がメインになります。

歯がグラグラする段階になると、状況によっては歯を抜くことになる可能性が高くなりますが、間に合うならば腫れた歯茎をメスで切り膿を出す、溶けてしまった骨を再生する(再生するまで時間がかかります)といった治療法があります。

いずれも虫歯治療に比べると、時間がかかります。
歯周病が進行していれば、肉体面、費用面でも負担が大きくなります。

痛みを我慢しながら治療するストレス、歯を失ったあとの不便な生活は、、実際に体験してから痛感される方がほとんどです。

予防することで、歯や歯ぐきのトラブルも早期治療ができます。

最終的には見た目年齢をはじめ、トラブル痛みストレス、治療の費用面でも、負担が少ないといえるでしょう。

当院では、重症の歯周病(メスで歯肉を切らなければならない)でも、歯と歯ぐきの間にレーザーを照射することで、歯周病菌を排除し、弱った歯茎の血行を良くして健康で引き締まった歯茎へと再生させることも可能です。

レーザーを使った歯周病(歯槽膿漏)の治療について

どうか痛みやぐらつきがないうちに、歯周病チェックや、予防治療をはじめるチャンスを逃さずに!

 

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2018年3月20日 10:05 AM | カテゴリー: お知らせ, ホワイトニング, 保険と自費, 口腔から全身の健康へ, 歯周病

認知症対策漢方サプリメント “ディメノールHGFこころ活性”

先日株式会社エーオーエルの寺元さんに認知症対策漢方サプリメント『こころ活性(ディメノールHGF)』の院内セミナーをしていただきました。ありがとうございました。 ディメノールにはHGF(肝細胞増殖因子)の産生を促す因子が非常に多く含まれていて脳神経細胞の再生・修復が促されるそうです。認知症だけでなく体中の細胞が元気になる可能性があるため、飲んでいるうちにより若々しく、健康的で元気になっていくことが期待できます。   

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2016年2月14日 6:54 PM | カテゴリー: ブログ, 口腔から全身の健康へ



お問い合わせ 豊中 にしお歯科外観

にしお歯科

〒560-0083大阪府豊中市新千里西町
1-2-11 千里中央アインス101
西町3丁目バス停前
駐車場3台完備
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午前
午後

午前9:30~13:00 午後2:30~7:00
休診日/日曜・祝日、水・土曜午後

にしお院長・スタッフブログ スマートフォン対応サイト こどもの矯正お悩みナビ
当院は、日本歯科医療相談センター http://sikasoudan.net/ と業務提携を行っています。苦情・不満・ご意見などがおありの方は、フリーダイヤル0120-922-616(24時間/365日受付)へお電話ください。オペレーターがお話をお聴きし、その後専門員が対応いたします。
日本歯科医療相談センター