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院長・スタッフブログ

口腔ケア用次亜塩素酸水(POICウォーター)

次亜塩素酸とは殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電気分解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液です(厚労省HPより)。

現在消毒用アルコールの不足のため代用品としてしばしばネットなどに登場するのが次亜塩素酸ナトリウム水溶液(ハ〇ターなど)の希釈物ですが、これは次亜塩素酸水とは全く別物で使用方法を誤ると体調を崩すことがありので要注意です。

当院で扱っている次亜塩素酸水(POICウォーター)は、純水と高純度の塩を電気分解して製造された体に安全な水溶液です。口の中に入れても安全です。POICウォーターを10ml程度口の中に含みグチュグチュとゆすぐことで口の中のたんぱく汚れがなくなり、その後歯周病菌や虫歯菌を退治してくれます。定期健診で歯石除去をすることはとても重要ですが新型コロナウィルスによる肺炎が流行している現在ではなかなか歯科医院に行くことができませんよね。そのような場合のためにPOICウォーターを家の中で使ってもらえれば口腔内を常に清潔にすることができ、ウィルスに対する抵抗力も上がるということになります。POICウォーターは口腔ケアだけでなく20~30倍に希釈してスプレーでドアノブや下駄箱に噴霧してもらう使い方もできます。消臭効果もあります。

当院の患者さんの場合、受付に来てもらえれば次亜塩素酸水(POICウォーター)をお渡しすることができます。容器が空になった場合は、中身だけを足すことができます。
・500mlボトル:販売価格(1本)3,000円(税別)
・詰め替え:販売価格(1本)2,000円(税別)


2020年4月23日 12:44 PM | カテゴリー: お知らせ, 口腔から全身の健康へ

体の健康を維持するためには、まずしっかり噛めること

コロナウイルスが猛威を振っており、日常生活において心配な毎日が続いています。インフルエンザなど他のウイルスもそうですが、ウイルス感染のリスクを低減するためには物理的なウイルス対策はもちろんのこと、抵抗力をつけておくことが非常に重要です。その基本になるのが「食べること」であり、しっかり噛める口腔内環境にあることが何よりも大切なのです。あなたのお口はしっかり噛める環境ですか?

よく噛めない原因その一・・・むし歯

むし歯になるとまず歯が痛くなります。痛くなると噛んだり飲んだりすることが辛くなり、食事に影響が出てしまいます。

むし歯の症状は、少ししみる程度から激痛まで様々で、症状に応じた治療を行うことで噛む機能を改善できます。当然、早期発見と症状が悪化してから治療をするのとでは、歯が残る量や、歯の予後も大きく違ってきます。またむし歯をそのまま放置すると歯がすっかり溶け、根っこだけになってしまいます。この状態では土台を立ててクラウンを被せる治療はできず、ほとんどの場合抜歯になります。入れ歯やブリッジなどで噛む機能を回復させる治療は歯を抜いてしまうと、よく噛めなくなります。このように、むし歯になることでよく噛めなくなってしまうことがまず挙げられます。

当院のむし歯治療について詳しい内容はこちら

 

よく噛めない理由その二・・・歯周病

歯周病になると、まず歯ぐきが腫れてきます。歯そのものが痛いわけではないので、食事にそれほど苦痛を感じない方もいらっしゃいますが、そのまま放置すると、歯周病菌によって歯を支える組織が影響を受け、噛むたびに痛みを感じるようになります。むし歯の痛さとは少し違うため、歯周病とは思わずに過ごしてしまうと症状がどんどん悪化してしまいます。その結果歯槽骨が吸収され、歯がグラグラになって噛めなくなってしまいます。最終的に歯が抜けてしまうか、保存不可で抜歯になってしまいます。

さらに歯周病のやっかいなところは、一本の歯だけに症状が起きるむし歯と違って、歯を支える組織全体に症状が出るため、一本の歯だけでは済まないところです。歯周病と診断された場合、顎の骨が吸収されて薄くなっており、他の歯も歯周病の症状が出ていることがほとんどです。

歯周病によって歯を失ってしまうと、当然噛むことが辛く、食事に影響が出てしまいます。

 

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むし歯や歯周病からお口の健康を守ることは、強い体を作る基本です

食べることは、健康な体作りの基本です。そのためにはむし歯や歯周病からお口の健康を守り、よく噛めるお口の中の状態を維持することがとても大切です。病気に負けない体づくりのためにも、お口の中の健康維持に努めましょう。

 


2020年4月20日 7:18 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 歯周病と全身疾患の関係

歯科における金属アレルギーとは?

指輪やネックレス、ピアスなどの貴金属を身に付けたときに、皮膚に赤みや痒みなどの症状が起こった場合、金属アレルギーが疑われますが、歯科でも金属を使った素材が治療に使われることがあります。その際、歯科素材による金属アレルギーが起こることがあります。今回は、歯科治療における金属アレルギーについてお話いたします。

歯科治療における金属アレルギーの症状とは?

歯科治療で使われている金属には、金銀パラジウム合金といういわゆる「銀歯」をはじめ、アマルガム、入れ歯のバネや金属床、歯列矯正の装置など様々なものがあります。貴金属の場合、身に付けている場所に赤みなどの症状が見られますが、歯科治療の場合、必ずしも金属が使われている部位に金属アレルギーが起きるとは限りません。口腔内で起こる症状の他に、皮膚や全身の症状に現れることがあります。口腔内の場合は粘膜が赤くなる、ただれるといった症状が見られます。そして歯科治療の金属素材におけるアレルギー症状は、皮膚の湿疹やアトピー性皮膚炎のような症状が出ることがあります。

加えて頭痛や肩凝り、腰痛などの不定愁訴が起こることもあります。内臓などに問題がないのにこのような不定愁訴に悩まされる場合、お口の中の歯科素材が問題を引き起こしている可能性があります。

その他にも脱毛症掌蹠膿疱症など、全身の不調が金属アレルギーによって引き起こされることがあると言われています。

なぜ歯科素材が金属アレルギーを引き起こす?

金属は、水分があると金属イオンとなって溶けだしてしまいます。溶けだしたイオンは体内に蓄積され、許容範囲を超えてしまうとアレルギー反応となって起こることがあると言われています。

金属アレルギーの改善、予防とは

では歯科治療による金属アレルギーが起きた場合や、金属アレルギーを防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。

まず、お口の中にある金属素材を取り除き、金属を使わない素材で治療することが第一の改善策です。銀歯やアマルガムが使われていた場合、慎重に除去してレジンやセラミックなど、金属を使わない素材で再治療を行います。

また新たに治療箇所ができてしまった場合も、銀歯を選択せず、セラミックなどの非金属素材を使った治療を行うことで金属アレルギーを防ぐことができます。

 

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入れ歯の場合、金属を使わない入れ歯があります。矯正治療ではメタルブラケットではなく、セラミックブラケットとホワイトワイヤーにすることで金属アレルギーを起こす可能性が限りなく低くなります。またマウスピース矯正なら金属を一切使っていないので、より安心です。

このように、歯科素材が金属アレルギーを引き起こしている場合、金属を使わない治療を行うことで症状を改善することができます。何となく調子が悪い、お口の中の金属が気になるといった方は、いちど歯科医院に相談してみて下さい。
金属アレルギーによる症状は歯科治療だけで改善しないことも多々あります。皮膚科(金属アレルギー検査など)や耳鼻咽喉科(上咽頭炎の検査など)に相談することも大事です。

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2020年4月6日 9:54 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 金属アレルギー

よく噛むことの大切さ

よく噛んで食べることによる効果は、ただ単に食事を美味しくいただくことだけではありません。よく噛むことは体の健康だけでなく、脳の活性化にも大きな影響を与えます。今回は「よく噛むこと」に焦点を当ててみたいと思います。

よく噛まないと、どんな影響が出る?

・消化不良を引き起こす・・・昔はよく「30回は噛むようにしなさい」と言われたものです。よく噛むと唾液がたっぷりと分泌され、噛んですり潰した食べ物と混ざりあって、胃へと送り込まれます。しかしよく噛まないと唾液が十分に分泌されず、丸飲みに近い状態で飲み込むことになります。特に繊維質など噛み応えのある食材は、2、3回噛んだだけでは十分にすり潰されず、形が大きく残ったまま飲み込むことになります。よく噛まないで飲み込むと、消化不良の原因になってしまいます。

・脳の活性化を妨げる・・・よく噛むことで、脳に刺激が伝わって脳の働きを活性化させます。しかしよく噛まない、あるいは歯が抜けてしまった、総入れ歯で噛みにくいなどといった状態が続くと、脳が活性化されず、認知症などを引き起こすリスクが高まると言われています。

・メタボなど生活習慣病になりやすい・・・よく噛むと、満腹感を得ることができます。そのため食べ過ぎを防止し、肥満になりにくい体質を作ることが可能となります。しかしよく噛まずにかき込むように食べ物を次から次へとお口の中へ入れていると、満腹感を得ることができません。その結果、いつまでも食べ続けることになり、メタボになってしまう恐れがあります。よく噛んで食べることは、肥満防止に非常に有効なのです。

・集中力に欠ける・・・脳の活性化に関連することですが、よく噛むと記憶力や集中力がアップし、能力以上の力を発揮する事ができます。しかしよく噛まない、だらだら食べることで脳が刺激を受けずボーっとしてしまい、集中力に欠けてしまいます。

・唾液が分泌されにくく、むし歯リスクが高まる・・・よく噛むと唾液がたくさん分泌され、お口の中の細菌が唾液で流されて胃に入ります。ところがあまり噛まずに食事を行うと唾液の分泌量が減り、むし歯リスクが高まります。

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しっかり噛むことは、体の健康の基本です

最近ではファストフードや手軽に食べられるジャンクフードが主体となり、あまり噛まずに飲み込んでしまう傾向が強くなっています。その結果、ボーっとして集中力に欠けたり、すぐキレてしまうお子さんが増えたりと、マイナス要素ばかりが目につきます。

またむし歯だけでなく、体の健康にも影響が出てしまいます。よく噛んで食べることは、脳の働きを活性化させ、体の健康へと導きます。しっかり噛むことを意識することがとても大切です。また、歯が抜けたままの状態で歯しっかり噛むことができません。歯が抜けてしまったら放置せず、すぐに歯科医院を受診して下さい。

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2020年3月13日 7:49 AM | カテゴリー: むし歯, 口腔から全身の健康へ

数年ぶりに歯石除去をしたら・・・

皆さんは定期的に歯石除去やクリーニングを行っていますか?面倒だから、歯石取りは痛いから、特にいらないから・・・など、色々な理由で長らく受けていない方が久しぶりに歯石除去を行ったら、思わぬことを言われた、こんな経験はありませんか?長らく歯石除去を行っていない方の口腔内はどうなっているのかについてお話をいたします。

歯石除去なんて必要ない・・・?

「虫歯で歯が痛かったけど、治療が終わって痛みもなくなって歯医者さん通いから解放!」と心の中でガッツポーズを決めた矢先、「歯石除去にいらして下さい」と言われたら、あなたはきちんと行きますか?また何年か前に歯石除去を行ったものの、特に歯が痛いなどの自覚症状がないため、それっきり歯医者さんとはご無沙汰・・・。きっと少なくない事と思います。

そもそもなぜ歯石除去やクリーニングが必要なのでしょうか。痛くないのに、なぜわざわざ時間を取って歯医者へ行く必要がある?内科や外科では、症状が出てから受診しますよね。歯医者も同じで、歯が痛くなったら受診し、治れば終わり。こう思われているかもしれません。歯石除去も勧められたけど、わざわざ時間を取ってまで行く必要もないし、数年前にいちど歯石を取ったときに痛かったからできれば受けたくないからと、歯石除去が不要なものとして未だ認識されている傾向が強いのが現状です。

 

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久しぶりに歯石除去を受けて突き付けられた現実とは?

では久しぶりに歯石除去やクリーニングを受けた方のお口の中はどうなっているのでしょうか。そのほとんどがプラークと歯石に覆われた状態でいつの間にか歯周病になっており、しかも進行している状態の場合が多いのです。

毎日歯磨きをしているから虫歯になっていないのに、歯周病が進行していると言われても、ピンとこないでしょう。ここが歯周病の怖いところなのです。歯周病は虫歯と違って痛みなく症状が進行するため、初期の段階では歯ぐきの腫れと出血くらいしか自覚症状がありません。ここからじわじわと症状が進み、やがて歯がぐらぐらし始めて慌てて歯医者へ飛び込んでも、時すでに遅しなのです。

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痛みがなくても定期的に検診を受ける事が大切

海外では歯の健康を維持するために、痛みがなくても定期的に歯科医院へ通って虫歯や歯周病を予防する習慣が当たり前となっています。しかし日本では、未だに痛みが出ないと歯医者へ行かない人もまだまだ多いのが実情です。歯周病は痛みがない分、後回しになりがちです。歯周病を予防するには、定期検診が何よりも大切です。数年に一度ではなく、3~6か月に一度は定期検診を受ける事で、歯の健康を維持しやすくなるものです。ご自身の歯の健康を守るためにも、定期検診は必ず受けるようにしましょう。


2020年2月10日 8:06 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 歯周病

むし歯ではないのに歯が痛む、それって歯列接触癖?

歯が痛くなったら、まず疑うのはむし歯でしょう。しかし、歯の痛みは必ずしもむし歯とは限りません。また歯周病が悪化すると噛んだときなどに歯に痛みを感じることがあります。一般的に歯に痛みを感じるのは、むし歯菌や歯周病菌などの細菌感染が考えられますが、中には細菌感染していなくても歯に痛みを感じるケースもあります。今回は、細菌感染ではない痛みの原因と考えられる「歯列接触癖(TCH)」についてお話をいたします。

むし歯や歯周病は細菌感染による「感染症」

歯に痛みを伴う代表的なトラブルであるむし歯は、ミュータンス菌などむし歯菌により酸が放出され、歯が溶けていく感染症です。また歯周病は、歯周病菌により歯ぐきや歯を支える組織に炎症が起こり、歯ぐきの出血や腫れといった症状が起こります。どちらも歯を失うきっかけとなりますが、両者とも細菌感染による感染症であり、原因となる細菌が何らかの形でお口の中に入り込んでしまうことでトラブルを引き起こしてしまいます。

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無意識の噛み締めや食いしばりによる「歯列接触癖」とは

歯に痛みがあり、もしかしてむし歯かも?と思って歯科医院を受診したものの、むし歯と診断されないことがあります。また歯ぐきに炎症も見られず、歯周病の兆候も見られない場合、いったい痛みの原因は何でしょうか。考えられる原因として、歯ぎしり食いしばりなど、上下の歯を常に接触させている状態が挙げられます。歯ぎしりは主に就寝中に上下の歯を強く擦り合わせること、食いしばりは日中、無意識に上下の歯を噛んで強く接触させている状態を言い、無意識の癖として行われています。これを「歯列接触癖」または「TCH」と言います。それ以外にも無意識に上下の歯をカチカチと鳴らす癖も歯列接触癖と定義付けられています。

歯列接触癖が続くと、起きたときに奥歯に痛みを感じることがあります。この痛みをむし歯と思ってしまうものと考えられます。長期間、強く噛み締めることで歯に負担がかかり、歯が磨り減ったり割れてしまったりと悪影響が出てしまうことが心配されます。また歯接触癖による症状は歯だけでなく、顎に痛みやだるさを引き起こすことがあります。これが続くと、顎関節症になる恐れが出てきます。

 

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できる限り上下の歯の接触させないように過ごすことが大切

歯列接触癖が長く続くと、歯や顎に良くない影響が出てしまうため、できるだけ上下の歯の接触をさせないようにすることが改善策となります。まず上下の歯が接触しないよう意識して過ごすことを心がけましょう。また物理的に接触をさせないために、スプリントと呼ばれるハードタイプのマウスピースを付けておくことで、上下の歯の接触を避けることができます。

むし歯や歯周病だけがお口のトラブルではありません。日常の癖が思わぬトラブルに繋がることがあるため、おかしいな、と感じたら早めに歯科医院で診てもらうようにしましょう。


2019年7月25日 7:54 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ

予防治療を受けることで得る経済的なメリットとは?

「痛くもないのに歯医者に行くと、余計なお金がかかる」「歯医者に行くと、我が家の経済事情が圧迫される」・・・。こんなふうに思ってはいませんか? 確かに歯医者は歯や歯ぐきが痛くなった場合に受診しますが、歯を守る予防治療は、お金を払う意味がないから行かない、と解釈する方もまだまだ多いと思います。しかし、定期的に予防治療を受けている方と、そうでない方の歯科治療に対する医療費は、実は大きく異なってくるのです。

 

歯が痛くなってから受診するという考え

この考え方は、治療優先型の日本ならではの考え方です。歯が痛くなったときだけ受診することは、実は歯を失うスタート地点に立ってしまったことになるのです。また、保険診療を受けることで経済的な負担を軽減することができますが、この選択肢もまた、歯を失う悪循環の始まりであり、生涯の歯科治療における治療費も、大きく膨らんでしまうことになってしまうのです。

保険診療では、歯を削って詰める際に、レジンまたは金属が使われます。この治療法は再治療のリスクが高く、治療済みの歯が再び虫歯になる「二次カリエス」になりやすいのです。その結果、削っては詰め、削っては被せ・・・を繰り返し、最終的に抜歯となってしまうことがほとんどなのです。

また歯ぐきが腫れて痛い、出血するといった症状で受診する場合も、急性的な症状を緩和する応急処置のみを繰り返していると、最後には歯を失ってしまいます。

もし失った歯全てをインプラントにすると、非常に高い費用が必要となります。また保険の入れ歯やブリッジも、合わなくなったり劣化するごとに再作製となり、再治療を繰り返すことになります。その結果治療費はだんだん膨れ上がり、結果的に生涯の歯科治療の費用はとても高くなってしまうのです。

 

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定期的に予防治療を受けることで、生涯の治療費を抑えることができる

欧米などの諸外国では、歯を守るための予防治療が当たり前のように行われており、患者さんのデンタルIQも非常に高いものとなっています。

確かに予防治療や定期的なクリーニングは緊急性がなく、億劫に思うかもしれません。しかし予防治療を受けていることで、小さな虫歯などを早期に発見することができれば、治療が大掛かりになることはそれほどありません。つまり最小限の治療で済むため、治療費も抑えられるのです。痛いときだけ受診するのと、定期的に予防治療を受けるのでは、生涯の治療費も大きく異なってくることを知っておく必要があるでしょう。

 

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患者さん自身が、歯に対する意識を高めることが大切

歯を失わないためには、自分で歯を守ることが必要になります。それが予防治療です。そして結果的に治療費を抑えることになるため、まずは患者さんご自身の意識を変えることから始めましょう。風邪予防のためにうがいや手洗いをこまめにするのとある意味似ているかも知れません。自分の歯を守るための予防治療は、歯の健康を維持できるとともに、生涯の治療費を抑えるという大きなメリットも持ち合わせているのです。


2019年6月24日 6:41 AM | カテゴリー: 保険と自費, 口腔から全身の健康へ

噛み合わせが悪いとどんな影響が起こるのでしょうか

歯並びが悪いと、その多くは噛み合わせにも異常が見られます。また一見すると歯並びは整っていますが、噛み合わせにズレがあるケースも少なくありません。噛み合わせはお口の健康だけでなく、体の健康にも大きく影響します。では噛み合わせが悪いと、体にどんな影響が出るのでしょうか。

 

噛み合わせの悪さが引き起こす様々な症状

上下の歯の接触のことを噛み合わせと言います。良い噛み合わせ、異常がない噛み合わせは、上下の歯が正しく接触している状態を指します。

ところが上下の噛み合わせが悪いと、歯やお口の中だけでなく、頭部、顎そして首、肩などに不快症状が引き起こされます。

・頭痛

・肩凝り

・腰痛

・顎関節症

・歯周病や歯の根元の欠損

・歯ぎしりや食いしばり

このように、噛み合わせが悪いとお口の中だけでなく全身の不定愁訴に繋がる症状が引き起こされます。

 

噛み合わせの乱れと全身疾患

まず噛み合わせが乱れると、顎関節に影響が出ます。顎関節は体の軸となる背骨に繋がっており、全身のバランスを取る役割を持っています。また首の筋肉にも大きく関わっています。

噛み合わせが悪いと、この顎関節に大きな負荷がかかり、周りの筋肉が影響を受けて凝りや痛みと言った症状が出てしまいます。悪化すると、顎がカクカク鳴ったり口が開きにくくなる「顎関節症」になる恐れがあります。

首から上の筋肉にも影響が出てしまうため、頭痛や肩凝り、全身のバランスが崩れるため腰痛が起こることもあります。

 

噛み合わせが悪い原因と改善法

ではなぜ噛み合わせが悪くなってしまうのでしょうか。考えられる理由として、歯並びの悪さ、歯周病の悪化、歯が抜けたままになっている、頬杖をつくなどの悪癖などが挙げられます。

歯周病は放置したままにしておくと顎の骨が吸収され、噛み辛くなってしまいます。これは噛み合わせの変化に大きく影響してしまいます。歯周病と診断された場合、適切な処置を受けないと歯が抜けてしまいます。そして歯が抜けることでますます噛み合わせに狂いが生じてしまうのです。

 

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また歯並びの悪さが原因の場合、歯列矯正を行って噛み合わせを正しく改善する必要があります。歯列矯正は、歯並びを直すことばかりに目がいきがちですが、噛み合わせの乱れを改善することを目的としています。歯並びに乱れがある場合、かかりつけの歯科医師に相談するようにして下さい。

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抜けた歯を放置することも、悪い噛み合わせの原因になります。歯が抜けてしまった場合、入れ歯、ブリッジそしてインプラントで機能を回復させなければいけません。歯科医師と相談し、ご自身に合った補綴治療を行うようにしましょう。

 

噛み合わせの乱れを改善して、快適な毎日を過ごしましょう

噛み合わせの悪さが引き起こす全身の不快症状についてお話しました。体の不調が噛み合わせの悪さに繋がっているとは思わなかった方もいるでしょう。お口の健康は、全身の健康に大きく関わっています。気になる症状がある場合、噛み合わせが原因の場合があります。できるだけ早めに歯科医師に相談することをおすすめします。


2019年4月21日 7:54 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 矯正歯科

むし歯ではないのに噛むと奥歯が痛いのはなぜ?

寝起きや噛むと何となく奥歯が痛い・・・もしかしてむし歯?そう思って歯科医院を受診しても、むし歯ではありませんと言われることがあります。ではむし歯ではないのに噛むと痛みを感じるのは、何が考えられるのでしょうか。

 

過度な力が歯に負担をかけている

目が覚めたときに奥歯が痛い、また固いものを噛むと鈍い痛みを感じる場合、奥歯に過度な力がかかっていることが考えられます。就寝中、無意識に行っている歯軋りは、その典型的な例です。歯軋りは本人にはわかりません。家族やパートナーに指摘をされてはじめて気がつくものですが、この歯軋りは強い力でギリギリと上下の奥歯をこすりあわせているため、歯に大きな負担がかかります。(ほとんど音のしない軽い歯軋りもあります)

また日中でも歯軋りや食いしばりを行っていることがあります。力が必要とする仕事や、会議などで何か発言をしなくてはならないときなどに感じる緊張感により、無意識に奥歯で噛みしめている場合があります。これも、奥歯に過度な力がかかっているのですが、本人は無自覚なことが多く、受診した際に指摘をされてはじめて気が付くものなのです。

このように、奥歯に過度な負担がかかることで痛みを感じることが原因として考えられます。そして奥歯の不調は、肩凝りや頭痛など、全身の不快感に関わることがあります。

 

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金属の詰め物や被せ物が原因の場合も

上下の奥歯に金属の詰め物や被せ物が入っており、噛み合わせが強すぎることも、奥歯の痛みの原因として考えられます。金属は強度が強いため固いものをかむのに適していますが、歯にとってはあまりよい素材ではありません。強く噛むことで歯に小さなヒビが入ったり、歯の根に強い力が加わり、歯や根が割れてしまう恐れがあるためです。

保険を使った奥歯の補綴物は金属となります。保険改正により、条件付きで下の第一大臼歯にCAD/CAM冠というハイブリッドレジンが適用されるようになりました。しかしCAD/CAM冠は強度があまり強くないため、歯軋りをする人や噛み合わせが強い人にとっては不向きです。

奥歯の被せ物を強度が強いジルコニアクラウンに変えることが改善策のひとつですが、歯軋りや食いしばりが原因の場合、まずはそちらを意識して直す必要があります。

 

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歯軋りや食いしばりを改善することが大切ですが・・・

奥歯が痛い原因がむし歯ではないことでホッとするかもしれません。しかし原因が歯軋りや食いしばりの場合、有効な治療法はないというのが現状です。日中はリラックスし、できる限り意識して噛みしめないようにすることや、就寝時にマウスピースを付けて上下の歯が直接接触しないようにします。しかしマウスピースを装着したからといって絶対に改善されるというわけではありません。

痛みの原因を知り、それに合った対処法で緩和させましょう。

 

 


2019年2月7日 11:13 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 歯科材料

歯軋りの悪影響とは?

 

現代はストレス社会。ストレスを抱えていない人はまずいません。そしてそのストレスは、お口の中にも深刻な影響を与えてしまうことがあるのです。特に歯軋りはストレスが大きく関わっていると言われています。今回は、歯軋りによる影響についてお話をしたいと思います。

 

歯軋りとは

 

歯軋りとは、寝ている間や日中に、無意識に歯と歯を擦り合わせる行動を言います。歯軋りと聞いてすぐ思い浮かぶのは、寝ているときにギリギリ聞こえる音だと思います。これは歯軋りの代表とも言えるでしょう。これ以外にも、歯をカチカチと鳴らしたり、グっとかみ締める食いしばりも、歯軋りの一種です。

 

歯軋りの原因について

歯軋りの原因は、実ははっきりとはわかっていません。しかし、ストレスが歯軋りの原因に関わっているのではないかと推測されています。と言うのも、歯軋りは熟睡をしているときよりも、眠りが浅いときに起こることがわかっているからです。またストレスを感じると、寝ている間に歯を食いしばることでストレスを解消していると言われています。

その他にも飲酒や喫煙などの生活習慣が、歯軋りの原因と言われていますが、詳細は明らかではありません。

 

歯軋りが与える影響について

原因は定かではないとしても、歯軋りを行うことで歯に悪影響を与えていることは確かです。歯軋りを行っているかどうかをまずチェックしてみましょう。

・起床後に奥歯に痛みがある

・起床後に顎が痛い、またはだるい感じがする

・頭痛や肩凝りが続く

・歯が欠けてしまった

・内頬に噛んだような形跡がある

・気がつけば、ぐっと噛み締めている

このような症状はありませんか?いくつか当てはまった場合、歯軋りを行っている可能性が考えられます。

 

歯軋りによる影響とは

無意識に行っている歯軋りは、お口の中や全身の健康に関わってしまいます。歯軋りによる深刻な影響は、歯の磨耗や歯の破折、歯の動揺です。

 

まず歯の磨耗ですが、歯と歯をギリギリすると、咬合面や切端部分のエナメル質が擦れて象牙質が露出してしまいます。象牙質が露出すると、むし歯でないのに冷たいものなどで痛みを感じるようになってしまうため、治療が必要となります。この場合、レジンで擦れた部分を埋める治療が主になりますが、歯軋りを止めない限り、レジンが取れてしまって再治療が必要になります。

歯の破折も心配材料です。歯が欠けてしまった程度ならレジンで修復できますが、強い力が加わることで歯が折れてしまうと、根の治療あるいは抜歯という選択肢が余儀なくされてしまうかもしれません。

そして歯軋りを続けると、歯槽骨が吸収され、歯の動揺が見られるようになります。また歯周病にもなりやすくなってしまうことも考えられます。

このように、歯軋りはただ単に歯が擦れてしまうだけでなく、口腔内に深刻な影響を与えてしまうのです。

 

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歯軋りを改善し、歯への負担を軽減しましょう

ご紹介したように、歯軋りはお口の中の健康と全身の健康に悪影響を与えてしまいます。このような症状を改善するためには、まずストレスを減らすこと、、そして歯軋りを行わないことが先決です。とはいってもストレスをゼロにすることはまず不可能です。

また歯軋りは、無意識に行う癖のため、すぐに改善するのは難しいでしょう。歯軋りによる悪影響を回避するためには、マウスピースを装着することが一般的です。

その他にも、詰め物や被せ物の咬合調整を行ったり、歯並びや噛み合わせを整えることで、歯軋りを軽減できることもあると言われています。

 

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歯軋りや食いしばりを行っている自覚がある方や、歯科医院で診断をされた方は、お口と体の健康のためにも適切な治療を行うことをお勧めいたします。また上手にストレスを解消することも大切です。


2019年1月5日 8:26 AM | カテゴリー: 口腔から全身の健康へ, 矯正歯科



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